1.【自分の中に毒を持て〜興奮と喜びに満ちた自分】岡本太郎のオススメ本〜その1

自分の中に毒を持て

 

自分の中に毒を持て【電子書籍】[ 岡本太郎 ]

 

今回はあの鬼才芸術家、

「岡本太郎」のオススメ書籍をご紹介します。

岡本太郎はみな承知していると思いますが、カンタンにプロフィールを。

 


生まれは1911年に神奈川県橘樹郡高津村(現在の川崎市)に生まれます。

19歳でパリへ留学。

芸術家の道をひた走ります。

 

29歳のとき、第二次世界大戦のあおりでドイツ軍のパリ侵攻直前に日本に帰国。

自身も日本軍に招集されて戦地の中国戦線にも赴いたそうです。

 

終戦後は美術に没頭。

いちばん有名なのは1970年の大阪万博のシンボル・ランドマーク的存在となった

「太陽の塔」

ですよね。

 

 

「21世紀少年」にも出てきましたが存在感バツグンの作品です。

 

その後の1972年にも冬季札幌オリンピックと夏季ミュンヘン・オリンピックの公式メダルを制作するなど多岐にわたって活躍されました。

テレビCMでの

「情熱は爆発だっ!!」

は有名すぎるフレーズです。

 

1996年、85歳で亡くなるまでインパクトを与え続けました。


 

このように自らの激情ともいえる情熱を吐き出すように創作活動をつづけ、芸術をとおして様々なジャンルで人気を博しました。

 

その岡本太郎の書籍の「全4章」のうちの、

本日は「第1章」をご紹介いたします。

 

 

第1章 意外な発想を持たないとあなたの価値はない

第2章 個性は出し方「薬になるか毒になるか」

第3章 相手の中から引き出す自分それが愛

第4章 あなたは常識人間を捨てられるか

 

自分の中に毒を持て【電子書籍】[ 岡本太郎 ]

 

 

第1章 意外な発想を持たないとあなたの価値はない

 

 

「人生に挑み、ほんとうに生きるには、瞬間瞬間に新しく生まれかわって運命をひらくのだ」

冒頭に岡本太郎はこのように吠えます。

 

今まで積み上げたものを大切にしすぎだというのです。

 

例えばサラリーマンとして働いているが、本来自分のやりたいことではない。

でも食べていかなければならない。

 

「食べていくためだけ」に自分をおし殺して我慢して、自分の大切な時間と労働力を会社に捧げ続ける。

 

そして「やりたい何か」をするにも、つい周囲の状況に甘えて生きていくほうが楽だから、「厳しさ」を避けて楽なほうに留まってしまう。

 

自分を大切にしすぎて自分を破ろうとしない。

 

社会的な状況や世間体を気にして「安易な生き方」しか選択しておらず闘っていないというワケです。

 

すなわち「自分自身に甘え、人生に甘えている」ということ。

この場合、自分の最大の敵は他人ではなく「自分自身」ということになります。

自分をとりまく状況に甘えて自分をごまかしているに過ぎず、なんの進歩もありません。

何より「楽しくない」ままです。

 

 

 

もし今の状態にいきどおりや虚しさを感じていて向かうべき道をどうするか迷っていたとします。

 


  • 一方はすでに慣れた、先を見通せる道
  • もう一方は「この道をいけばどうなるか?」不安で危険に思わせる道

 


 

たとえ「不安な道」でも惹かれるなら本来じぶんが歩みたいと思っていた道のはず。

 

「ほんとうの自分の人生」を歩むかどうか迷うことがあるなら「過去の自分なんか蹴飛ばしてやる」くらいの勇気を持って一歩ふみ出すことだと岡本太郎は説いています。

 

たとえ、結果が思うようにいかなくても、結果が出なくても、自分自身の筋をつらぬいたとしたならこれほど清々しいことはないでしょう。

 


  • 挑戦したうえでの不成功者
  • 挑戦を避けたままの不成功者

 

これは本当に大きな差、天と地ほどの隔たりがあります。

 

挑戦した不成功者には、

「再挑戦者」としての新しい輝きがあるが、挑戦を避けたままで降りてしまった奴には新しい人生などはない。

ただ成り行きに任せて我慢と自分をだまし続ける生涯をおくるしかありません。

 

「人間にとって成功とは?」

 

つづけて岡本太郎は成功についてこのように述べています。

 

人間にとって成功とはいったい何だろう。

結局のところ、自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、努力したかどうか、ではないだろうか。

夢がたとえ成就しなかったとしても、精いっぱい挑戦した。

それで爽やかだ。

引用:第1章 「”モノマネ”人間には何も見えない」 より

 

結果がすべてではない、何をしたのか?、本当に自分の人生にたいして

「俺は生きたぞ!」

といえるほど情熱をかたむけられる「何か」にたいして生きたのか?努力したのか?

それとも「見過ごしたのか?」

 

精いっぱい挑戦しないと自分の人生にウソをつくことになります。

 

 

 

そして岡本太郎は挑戦しないこと、とくに「食うためだけに」やりたくもない事をやり続けている人に向けてこのように疑問をなげかけます。

 


「みんな、やってみもしないで最初から引っ込んでしまう」

「そっちへ行ったら危険だぞ、やめろ」

と一生懸命、自分の情熱に自分でブレーキをかけてしまう。

なぜ迷うのか?


 

とのとおりです。

 

やりもしないで諦めてしまう人や、まわりに合わせて自分を押し殺して現状に甘んじるひとの何と多いことでしょう。

 

別に自分にとっていまの仕事や生活に満足しているならそれでもいいでしょう。

 

しかしそうでないとしたら「ほんとうの自分の人生をいきる」ためにも挑戦してみましょう!

 

 

迷うときはどうするか

 

何かをはじめようとした場合にはだれしも

「どうしたら良いか?」

と迷うこともあるかと思います。

 

しかし岡本太郎はこのように諭します。

 

どうしたらいいのか。

人に相談したってしようがない。まず、どんなことでもいからちょっとでも情熱を感じること、惹かれそうなことを「無条件に」やってみるしかない。

情熱から生きがいがわき起こってくるんだ。情熱というものは、

”何を” なんて条件つきで出てくるもんじゃない。

「無条件」なんだ。

引用:第1章 「一度死んだ人間になれ」 より

 

まずは「ものすごく決定的なこと」ではなく、そんなに力まずに

「ちっぽけなこと」でもいいから心の赴くままにまっすぐいけば良いといいます。

そして、「失敗してもいい」のです。

 

逆に「やり始めはうまくいかない事のほうが多いだろう」と気をラクにして行動することをオススメされています。

 

そして「無条件に」生きれば何かが見つかる。

仮に見つからなくても「必ず見つけようと“頑張る”必要はない」とも言っています。

 

あくまで自由、「無条件」でなければいけないのです。

 

何かの「条件が整ってから」などと条件をつけては何もはじめられません。

 

例えば、

「今はまだダメだけど、いつか」

 

というのが一番ダメです。

 


”いつか” なんていう人に限って、

その「いつか」はやってきません。


 

人間がいちばん辛い思いをしているのは、

”現在”  ”いま”

なのです!

 

現実から逃げて、いまベストを尽くさなければならない自分をごまかしてしまっては本当の将来はありっこありません。

 

 

 

 

才能があるからすごい?

 

よくどんな世界でもこのような言葉を聞くことがあります。

 

「あいつは才能があるから」

 

この言葉ですまされたのではたまったものではありません。

 

岡本太郎はいいます。

 


カン違いするな!

才能があるからできるんじゃない!

何かをやろうと決意するから意志もエネルギーもふき出してくる。

何も行動しないでいては意志なんてものありゃしない。

自信なんてなくたってとにかくやってみようと決意する。

それだけでいいんだ。

それしかないんだ。


 

余計なことは考えずに、ほんとうに自分がいまやりたいことに全身全霊をぶつけて集中することだ。

 

このように岡本太郎はことばをぶつけてきます。

 

ひたすらそれを貫いてみる。

 

はたからみれば、

「あの人は何と意志の強い人なんだろう」

ということになるということです。

 

もしあたなの周りで「変わりはじめたあなた」を批判したり、心配しているという ”てい” で「やめておけ」などと今の現状にとどめようとするかもしれません。

 

その時は「べつに嫌われてもいい」と決心して

「最悪の敵の自分」に向き合って闘いましょう。

 

過去の自分を「ぶっ壊してやる」というくらいの激しさで挑まなければ、新しい自分になることはできないのです。

 

ほんとうに覚悟を決めてやり抜いたときにはじめて、

「みんなが本当によろこぶ不思議な魅力をもった人間になる」

 

このように岡本太郎は締めています。

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

今回の「第1章」では

自分の生きる道、挑戦、迷いなどについての

「見かた、向き合いかた」

を、岡本太郎らしく熱いことばで投げかけられましたね。

 

 

「第1章」のまとめ

 

 

自分を大切にしすぎないで自分のカラを破ろう

不安な道でも惹かれるなら迷わず一歩ふみ出そう

③挑戦したうえでの不成功者なら輝ける

④待つな! 無条件に生きよう

⑤才能ではない!行動するからエネルギーがふき出す

 

 

本書を読んでいると、岡本太郎はほんとうに命を削って

文字どおり「命がけ」で創作し、そして「自分の人生をいきていた」とまざまざと思い知らされます。

 

次回はこの続き、


第2章 個性は出し方

薬になるか 毒になるか


 

こちらについてご紹介いたします。

「他人と同じに生きていると自己嫌悪に陥るだけ」

 

というサブタイトルもついているとおり、

「個性の爆発」

について説いていますので、是非ひき続きごらんいただければと思います。

 

 

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