01-地獄の独房生活から生還【ゼロ〜なにもない自分に小さなイチを足していく】ホリエモンの出所後第一弾のオススメ本

ホリエモン出所後 第一弾の本

 

ゼロなにもない自分に小さなイチを足していく【電子書籍】[ 堀江貴文 ]

 

 


あなたが「変わりたい」と願っているのなら
ホリエモンからのアドバイスはひとつ。
「ゼロの自分に イチを足そう」 

 

 

ご存じ!

ホリエモン、こと堀江貴文氏のこの書籍が

出所後の完全書き下ろし第一弾!

 

この本のテーマはズバリ
「働くこと」について考える。

 

あの「ライブドア騒動」といわれて当時代表を務めていたホリエモンが逮捕されたのは、
2011年 6月末(2年6ヶ月の刑期)

 

本書はそのときの経験をふまえての
「出所後完全書き下ろしの第一弾」です。

 

第0章
それでも僕は働きたい
第1章
働きなさい、と母は言った
第2章
仕事を選び、自分を選ぶ
第3章
カネのために働くのか?
第4章
自立の先にあるつながり
第5章
僕が働くほんとうの理由

 

今回の記事では全6章からなる項目のはじめ
「第0章〜第1章」の前半をご紹介します。

 

やっと自由の身になり「ゼロ地点」に立ち返ったいまこそ、もう一度自分にとっての「働くこと」の意味を考え、その答えを多くの人たちと共有したいという目的のもと書き上げられた書籍です。

 

ホリエモンの意外な一面や、これまた意外に
「細かく繊細」な考えかたを垣間見れます。

 

何より、
この本で学べることが5つあります。

 

この本で学べる「5つ」のこと

 

  • 働くことに対しての考えかた
  • 働くことへの取り組みかた
  • 「このまま」の自分に気づく
  • 自立について
  • もっと働きたくなる

 

2000年代 時代の寵児と呼ばれたホリエモン、
こと堀江貴文氏ですがご存知のとおり波乱万丈な
半生を送りました。

 

カンタンに振り返ります。

 


大学生時代
有限会社オン・ザ・エッヂを設立
(のちにライブドアに改名

2000年 4月 27歳 東証マザーズ上場
2004年 近鉄バファローズ買収に名乗り
2005年 ニッポン放送の筆頭株主になる
2005年 衆議院選挙に出馬(落選)

2006年 1月)東京地検特捜部からの強制捜査
    証券取引法違反の容疑で逮捕される

2011年 6月末
    長野~東京拘置所~長野刑務所に収監
   (2年6ヶ月の刑期確定)


 

まさに天国から地獄のような目まぐるしい半生で今に至ります。

 

それでは本書のはじめ「第0章」からご紹介!

 

 

第0章 それでも僕は働きたい

 

 

収監中のホリエモンは「介護衛生係」としての仕事を与えられます。

 

その名のとおり「高齢受刑者」の介護です。

 

当然「下の世話」もそのひとつで、ついこの間まで一時代を築いた若手社長には耐えがたいことだったと思います。

 

そんなホリエモンは思います。

「早く働きたい」

 

収監から仮釈放されるまでの1年9ヶ月間、
ホリエモンの心を捉えて放さなかった言葉

「働きたい」

面会に来てくれた人に「何か差し入れしてほしいものはある?」という問いに

「仕事!」

と即答してあきれられたほど。

 

もしかしたら、この人から「仕事」を取り上げることが一番キツイ仕打ちかも知れませんね。

 

 

無類の寂しがり屋

 

ホリエモンは、はたから見れば
「孤独」なんてへっちゃら。

 

むしろ「ひとり」がいい。

 

ひとりで突き進む強靭さや「ふてぶてしさ」
の持ち主だというイメージはありませんか?

 

わたしは「誰にも邪魔されたくない」というほど「ひとりの時間」を大切にしていると思っていました。

 

それが真逆らしいのです。

 

本人いわく


「ひとりがいい」という人の気持ちが
まったく理解できない。

これまでの人生で「ひとりになりたい」
と思ったことがない。

できれば「朝から晩まで誰かと一緒にいたい」


 

すごく意外ですよね。

 

おえつ号泣した孤独な夜

 

東京拘置所でのあるエピソード。

 

3畳という狭さ、時計もなくむき出しに
設置されたトイレなど閉鎖された環境。

しかも誰とも話すことなく数日も過ごしていると精神がやられてくる。

 

目が冴えてしまってまったく眠れない。

 

精神が高ぶり、神経がすり減り糸がぷつりと切れそうな状態になっていた。

 

情緒不安定な状態におちいり、
相変わらず眠れずに神経をすり減らし、
もんもんとしていた「ある日の夜」

 

刑務官の足音が歩み寄り、ドアの前で立ち止まった。
深夜の拘置所内に一瞬の静寂がながれる。
すると刑務官は、食事用の穴からささやくように語りかけてきた。

「自分にはなにをしてあげる事もできないけど、どうしても寂しくて我慢できなくなったときには話し相手になるよ。短い時間だったら大丈夫だから」

ぶわっ、と涙があふれ出た。

頭までふとんをかぶり、声を震わせながら泣いた。
泣きじゃくった。

こんな僕に対しても、人の優しさを与えてくれる。

 

もし、この若い刑務官の優しさがなければホリエモンの心は折れていたといいます。

 

 

自分を取り戻した長野刑務所

 

 

精神的に追い詰められたホリエモンは東京拘置所からふたたび長野刑務所に移送されたことでまさに「行き返り」ます。

 

それは以下のような理由です。

 

  • 独房からの解放
  • 刑務所内で仕事を与えられた
  • 原稿執筆などの仕事を開始
  • 受刑者と面会者とのふれ合い
  • メルマガ読者とのふれ合い

 

ず〜〜〜っと閉じ込められていた東京拘置所での独房生活から解放されて、人と人との触れ合いができたことで、生きる希望「やる気」が湧いてきたというのです。

 

ホリエモンはずっと前から知っていた

 

ホリエモンは「働くこと」こそ自分を自由にしてくれる唯一の手段だと知っていました。

 

働くことによってこのようなことが得られると、経験から知っていたのです。

 

  • 働いていれば、ひとりにならずにすむ
  • 働いていれば、誰かとも、社会ともつながれる
  • 働いていれば、生きている事を実感できる
  • 働いていれば、人としての尊厳を取り戻せる

 

だからこそ、ホリエモンの願いは・・・

「働きたい」

だったのです。

 

 

第1章  働きなさい、と母は言った

 

ホリエモンの家庭環境のなかでとくに大変だったのが母親との関係だったようです。

 

自分が正しいと思ったことに関しては、なにをするにも「もう決めたからやりなさい」という感じでホリエモンの意見とかは一切関係なし。

 

いくら反抗しようとも「どうにもならない」とホリエモン少年が諦めてしまうほどの厳しい母親だったそうです。

 

そのように厳しい母親ではありましたが・・・

 

ホリエモン自身でアルバイトをして稼いだお金については、いくら稼いでどんな使い方をしたかなどについては「いっさい口出し」しなかったそうです。

 

のちにホリエモンは、このように振り返ります。

 

おそらく両親は「勉強」よりもずっと大切な「働くこと」の価値を学んで欲しかったのだ

 

ただ、ホリエモンは「勉強もバツグンに出来た」ようです。

 

小学校でのテストではいつも100点で、しかもすぐに解けてしまって退屈。

 

そのうち、あまりにも退屈すぎて先生の代わりに同級生のテストの採点をするようになるなど非凡さをすでに備えていたようです。

 

そのため、ホリエモンは家でも
学校でも、地域に対しても常に
「退屈」
しきっていました。

 

 

初めての理解者と第一歩

 

 

 

そんなホリエモン少年に
「はじめての理解者」
が現れます。

 

小学校3年生の時の担任だった女性教師の
「星野先生」です。

 

先生はホリエモンの生意気さや面倒くさいところも全て個性として認めてくれ、ほめてくれ、

「みんなに合わせなさい」

とはひと言もいわなかったそうです。

 

むしろ

「みんなに合わせるな」

「個性を伸ばしなさい」

と教えてくれ、応援してくれたそうです。

 

そしてホリエモン少年の「はじめの第一歩」
「イチを足す」
キッカケがおとずれます。

 

その星野先生から言われたひとこと

 


「ここはあなたのいるべき
場所じゃない」


 

そのように言われるのです。

 

あなたはここにいたらもったいない。
八女(ホリエモンの故郷)から出ないと、ずっとこのままよ。
久留米に『全教研』という進学塾があるからそこに行きなさい。

 

そのことがキッカケで、ホリエモンは都会である「久留米市」へと目を向けて様々な経験をすることになるのです。

 

バスで通うその車窓から見える景色はとてもワクワクさせたものでした。

 

まず田んぼが消えて、少しずつ住宅と商業施設が増え、鉄筋コンクリート建ての建物が増えていき、ついに大きなデパートやビルが現れる。

 

30分間の「大都会までの小さな旅」と例えています。

 

その進学塾には「孫正義」さんの弟、
「孫泰蔵(たいぞう)」さんも通っており
同級生だったそうです。

 

(ちなみに「孫泰蔵」さんは現在では「ガンホー・オンライン・エンターテイメント」の創業者で元取締役会長)

 

その進学塾で学び、ホリエモン少年は
県下いちばんの進学校である
久留米大学附設中学校
を受験し合格します。

 

これで故郷の山奥に閉じ込められる日々から抜け出すことが出来た。
まだまだ小さな一歩には違いない。
しかし、確実な一歩である。

 

これがホリエモンの
「はじめてのイチを足す」
になりました。

 

とくに学問にたいして目標があった訳ではありませんでしたし、きびしい両親のもと、家からも地元からも出ることすら思いもよらなかったホリエモン。

 

しかし、
この先生からのひとことが
ホリエモン少年の人生を

大きく、大きく

変えるのです!

 

いまの僕があるのは
間違いなく「星野先生」のおかげ。

ホリエモンはそう断言します。

 

そしてあの
コンピューターに出会う

ことにも繋がります!

 

この続きは次回の記事にてご紹介いたします。

 

 

ゼロなにもない自分に小さなイチを足していく【電子書籍】[ 堀江貴文 ]

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