02-やせる!若返る!病気を防ぐ!腸内フローラ10の真実!NHKスペシャル

腸内フローラの「超」深い話

 

 

皆さん、今日も「当たり前の一日」を
過ごせていますか?

 

何気ない1日こそ健康の証!

 

前回から引き続き、腸の不思議について
記事を載せたいと思います。

 

コロナウイルスの影響での緊急事態宣言
から、39の県で宣言一部解除、営業再開
など「日常」を少しずつ ”ようやく!”
取り戻す動きになってきましたね!

 

晴れて大手を振って外出できるように
なった時に「病気の身体」じゃ元も子も
ありません。

 

その健康に大きく寄与する
「免疫=腸内フローラ」
健全な状態に保ちましょう!

 

 

★もくじ★  「やせる!若返る!病気を防ぐ!腸内フローラ10の真実」
前編> 腸内フローラ10の真実
第1章 腸内フローラでやせる!若返る!病気を防ぐ!

第2章 腸内フローラで、心を守る!脳を助ける!
後編> 腸内フローラの「超」深い話
第3章 腸内フローラと人体の不思議な関係
第4章 理想の腸内フローラを求めて

 

腸内細菌は「短鎖脂肪酸」が必須

 

 

 

 

前回記事のおさらいですが、免疫力を
上げるには健全な「腸内細菌」を育てる
ことが必要。

 

その細菌の最良の「エサ」となるのは
「短鎖脂肪酸」
そしてその短鎖脂肪酸は以下のような
食べ物が良いと明記されていましたね。

 

  • お酢
  • 食物繊維

 

そして免疫力のアップ(短鎖脂肪酸)は
以下のような症状軽減や効果があるという
嬉しい事実もあげれられていました。

 

  • 花粉症 軽減
  • アトピー軽減
  • 肥満防止

 

十分おさらいして日々の食生活にいかし、
どんどん免疫力を上げて病気予防に
”強い腸内環境”を作っていきましょう!

 

薬などに頼らないで自分で改善できる
なんで素晴らしいことじゃないですか!

 

 

関連記事

腸内フローラを知れば人生が変わる       突然ですが「うんち」の1/3が 腸内細菌でできているって知って いましたか?   うんちの構成は以下の通りだそ[…]

 

 

赤ちゃんは無菌状態で産まれる?

 

 

 

そもそも腸内細菌はどのようにして
私たちの身体に入り込むのでしょうか?

 

わたしは生まれつき、遺伝などなど、
勝手に住み着いているのかとばかり
思っていました。

 

しかしそんな事はなく、成長とともに
身体に取り入れられて、おおよそ5歳
くらいに定まるそうです。

 

生まれたばかりの赤ちゃんは菌の種類が
少ないため、腸内フローラも未発達と
いう事になります。

 

そこからお母さんの母乳を飲み、
それに含まれる「オリゴ糖」によって
ビフィズス菌を助ける働きが生じて
善玉菌を増やしていくようです

 

ただし、このままビフィズス菌が成長
しつづけることはないそうです。

 

しだいに他の種類の菌が増えていって
ビフィズス菌の割合は減っていき、
多種多様な菌が住むようになって
様性」を確立するそうです。

 

やはり「善玉菌」といえども偏って
しまっては逆に”害”になるのでしょう。

 

何ごともバランスが大事。

 

そして5歳ぐらいまでに腸内フローラの
構成が確立されたあとは大人になっても
その「構成」はほとんど変わる事はない
といいます。

 

赤ちゃんの「指しゃぶり」は進化の秘密?

 

 

赤ちゃんは誰にいわれた訳でもなく、
それが何であれ構わずに
「口に物を入れる」
習性がありますよね。

 

ところかまわず「べたべた」とさわり
まくってそのまま「指しゃぶり」したり。

 

これは科学的根拠はありませんが、
少しでも多くの腸内細菌を増やす
ための行動では? と言われています。

 

細菌を獲得するために人間の本能に
すり込まれている可能性があると
いうのです。

 

そうなると、むやみに過保護になって
赤ちゃんの指を消毒させるなんて自然な
発育を妨げているのかも知れませんね。

 

最低限の衛生をたもつのは必要でしょう
けど、過剰な清潔志向は腸内環境の観点
からしてみると考えものですね。

 

 

「日本人にしかない」腸内細菌がある!

 

 

 

そして、なんと!日本人にだけ存在する

「細菌」があるそうです!

 

それは「海藻を消化する遺伝子」で、
その名も・・・

「スシ・ファクター」

などと呼ばれれいるそうです。

 

スシって・・・

 

この海藻を消化する菌は、日本人の腸内
フローラを遺伝子解析すると見つかるの
ですが、他の国の人の腸内フローラから
は見つかっていない「海藻消化菌」
というのだそうです。

 

海に囲まれ、海に恵まれた環境で暮らす
日本人の祖先は、いつの間にか腸内に
「海藻消化菌」を定住させて独自の進化
を遂げて、代々受け継いできたのだと
思うと非常にありがたいことです!

 

このように、おなじ人間でも国がちがう
と腸内環境にも大きな違いが生じている
そうです。

 

コロナウイルスを見ていても感じるの
ですが、欧州とアジアとではタイプが
違うのか?それとも身体の機能が
違うのか?

 

わたしのような「シロウト」が客観的に
見ても、コロナウイルスに対する跳ね
返し方は、アメリカ・ヨーロッパの人
たちより「アジア人のほうが強い」
と思えてなりません。

 

これはアジア人の寿命の長さにも
同じことが言えると思います。

 

先祖代々、狩猟民族である肉食中心の
欧米諸国にたいして、田畑を耕して
農穀物や魚を食べてきたアジア諸国の
体質は決定的にちがうでしょう。

 

実際に欧米諸国の人の腸の長さと
アジア諸国の人の腸の長さにも
差があるといいますからね。

 

前回記事のとおり、食べものは大事!

 

大便を「移植する」衝撃の治療法がある!

 

 

 

これは「超」衝撃的な治療法です!

 

 

なにせ他人の「大便」を
「自分の腸に流し込む」
というのですからっ!

 

 

この本当に衝撃的とも言える治療法は
「便微生物移植」

 

 

この治療法は一体どんな病気に用いられ
るのかというと、
「偽膜性大腸炎」
という病気に対しての治療法。

 

この病気は腸内フローラの多様性が低下
することで起きる、かなり深刻な病気
なのだそうです。

 

悪化すれば、死に至ります。

 

 

日本ではまだあまり聞かない病気ですが、欧米では患者数が急増しており、アメリカだけでも年間1万人を超える死者が出ています。

 

 

この病気に対しては「強い抗生物質」を
投与する療法が用いられていたそうです
が、それでも効かない患者が多いと
いうのです。

 

そして、その最後の手段が
この治療法と言えます。

 

何と! 92%もの成功率!!

 

 

 

健康な人の大便を、患者の腸に流し込む
だけでこの超高確率で治療できして
しまうとはビックリ!

 

冗談ぬきでアメリカなどで実際に推奨
されているそうで、その確立の高さから、
もはや一般的な治療法とのこと。

 

本書のスタッフはアメリカまで取材に
出向き、この移植前の準備を実際に
見せてもらったそうです。

 

その様子はこちら・・・

 

手術着に身を包み、衛生管理された部屋に入ります。

病院スタッフが「茶色の物体」の入ったプラスチック容器を開けると、皆さんご存知の”あの臭い”が部屋中に立ち込めました。

 

「今朝出たばかりのフレッシュなものですよ」

 

冷凍保存されたものを使う病院もあるようですが、ここでは新しいものを使います。

「茶色の物体」の主は「匿名の提供者」。

提供者はあらかじめ検査を受け、便の中に有害な細菌が含まれていないことを十分チェックしています。

 

”茶色の物体”を200mlの生理食塩水に溶かし、固形物を濾過すると、治療に使う”茶色の液体”が完成します。

 

そしてこの”茶色の液体”を入れる方法は
胃カメラと同じようにいつくか
あるそうです。

 

  1. 肛門から浣腸で入れる
  2. 大腸内視鏡を使って入れる
  3. 鼻からチューブで入れる

 

・・・・・③をえらぶ人いるの?

 

だって鼻から入ってその液体は・・・
「のど」を通るんだよね・・・

 

絶対に③はイヤだ!

 

 

皆さん、こうなる前に食生活には
十分気をつけましょうね・・・

 

 

腸内フローラ10の真実

「まとめ」

 

 

 

① 「短鎖脂肪酸」は必須!

② 赤ちゃんの指しゃぶりは必須!

③ 日本人にしかない細菌を大切に!

便微生物移植の世話にならない!

⑤ 食物繊維と酢の物を摂ろう!

 

 

今回の記事を書いていてつくづく
思いますが、「腸」というありがたい
存在に感謝しかありませんっ!

 

今まで暴飲暴食してきましたが、
これからは食物繊維をかたっ端から
摂りまくるぞ〜〜〜

 

といっても過剰摂取は禁物でしたね。

 

それでもやっぱり「短鎖脂肪菌」を腸内
でたくさん作ってもらえるように、
日本人特有の食生活を守って
「最高の腸内フローラ」
を咲かせましょう!

 

 

 

 

 

関連記事

腸内フローラを知れば人生が変わる       突然ですが「うんち」の1/3が 腸内細菌でできているって知って いましたか?   うんちの構成は以下の通りだそ[…]

 

 

最新情報をチェックしよう!
ServiceVersion=20070822&Operation=GetScript&ID=OneJS&WS=1&MarketPlace=JP">