IPO銘柄を狙ってみよう!当選はしなくても触ってみる価値あり?

「IPO銘柄」はオモシロい

 

 

*おもに初心者向けです。

・「IPO」の概要がわかる
・「IPO」のスケジュールがわかる
・「IPO」お勧め証券会社がわかる

 

 

今回は「IPO」についてです。

初心者でもチャレンジできるよう簡潔にご説明いたします。

 

株をはじめた頃はさまざまなワードに戸惑います。とにかく株の世界はチャートの事ばかりでなく専門用語・業界用語・符牒やしきたり、各企業の決算書の読み方や指標などなど・・・覚えることが多いですね。

 

「IPO」もその中のひとつです。

 

 

「IPO」とはなんぞや?

 

IPOとは、Initial Public Offeringの略語。

一般的には「新規公開株」とか「新規上場株式」などと呼ばれることが多いです。

一言でいうと「株式上場デビュー」銘柄です。

 

要は「新入り」のことだな! 

 

もちろんある日突然現れる訳ではなく、事前にスケジュールや告知があってのこと。

当然ながらどんな銘柄でも「デビュー前の評価」の度合いは違うにせよ注目されることは間違い無いので出来高も値動きも活発なのが「IPO」の面白いところの一つです。

 

IPOの概略

 

・公募期日が発表
・購入意思がある場合入金
・IPO購入申し込み
・抽選(結果待ち)
・抽選結果発表
・当選の場合上場前に購入
・落選の場合上場日に購入

 

まずはIPOの概略です。

 

上記のとおり「IPO銘柄」は事前に公募があり、購入締め切り期日までに証券会社に必要な分の資金を入金しておく必要があります。

 

 

「買いたい人は〇月〇日までに申し込んでね」という公募あり
公募情報にはその銘柄の「公開価格」が明記されているよ

 

 

あなたが「公開価格」に見合った資金をお使いの証券会社にあらかじめ入金、そして「抽選」となりますがまず当たることは滅多に無いと思っておいた方がよいでしょう。

 

 

  • 当選した場合は?
    もし運よく当選して買う権利を得られたらその銘柄の株を「公開価格で購入」することが出来ます。つまり上場前の「特別な割安価格」で購入することが出来るのです。

 

 

当選したあなたは「超」ラッキー!

 

他のひとが買えない「割安な価格」でその株を手に入れることが出来るからです。ごくごく稀に、株式上場した時の「初値」を下回ってしまうことはあるもののそれはレアケース。

 

ただでさえIPO銘柄は注目される事の方が多いので、ほとんどが初値からぐい〜んと値が上がります。その差益が出たところで売るか、またはまだまだ値が上がるのを期待して長期保有するか、あなた次第です。

 

株取得時に「公開価格」で割安に買える優位性はダントツ有利ですね。

 

 

  • 落選した場合は?
    大多数の人は落選します。その場合はその銘柄が株式市場に上場する初日に一般の人と同じように「初値」がついてから買うことが出来ます。

 

まずほとんどの人が落選します。

 

それでもIPO銘柄を買えない訳ではありませんのでご心配なく。
一般の方と同じ条件で「初値」が付いた時点から普通の株式市場で株を買う要領で買えます。

 

ただしIPO銘柄はデビュー時にかなりの注目を浴びるので市場が開く9:00に初値がつくことは滅多にありません。ほとんどの場合「買い」が集中して値がつく前にどんどんどんどん株価が上昇していき、買値と売値の釣りあったところでようやく「初値」がついて売買ができる状態になります。

 

 

これがIPOに当選した「公開価格」で買えた人と、「初値」以降でしか買えない落選した人との大きな差となって現れてしまうのです。

 

 

 

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IPO銘柄スケジュール

 

 

 

 

では「IPO」銘柄が上場デビューする具体的な日程はどうやって調べるのかをご説明します。

 

これはネットで調べるのですが、中ではネット証券の「ログイン」が必要な場合があったり面倒なサイトは避けたいですね。

 

ここでは初心者の方でも気軽に検索できて分かりやすいサイトをご紹介します。

 

 

96ut.com (玄人ドットコム)

 

 

こちらのサイトは「IPO」だけでなく投資に関して幅広く、そして突っ込んだ情報を提供してくれる優良サイトです。

 

 

私のお気に入り!

 

特に「IPO」銘柄においてはこれから上場を控えている企業の情報だけでなく、すでにIPOとして上場済みで初値から現在までどの様な株価の推移を辿っているのか?などなど、かなり詳細に「過去にさかのぼって」分析しやすくまとめられています。

 

 

3月の「IPO」銘柄

 

 

それでは「3月」に株式市場に上場デビューをした、そしてこれから控えている具体的な銘柄をご紹介します。

 

 

3/2(水) 9216
ビーウィズ
上場済み:初値1,320円
3/3(木) 7793
イメージマジック
上場済み:初値2,800円
3/11(金) 5078
セレコーポレーション
3/17(木) 6226
守谷輸送機
3/18(金) 7793
Repertoire
3/23(水) 7138 
TORICO
3/24(木) 7163
住信SBIネット銀行
3/28(月) 9218
メンタルヘルス
3/30(水) 5027
AnyMind
3/30(水) 9219
ギックス
3/31(木) 5079
ノバック

 

この中では特にコード7138の「住信SBIネット銀行」に注目しています。

想定価格は1,920円ということなので初値は3,000円くらいになるでしょうね。

 

何より知名度も圧倒的なので「高い出来高と激しい値動き」にも期待できる楽しみな銘柄です。

 

・・・と、この記事を投稿した3/6(日)の時点ではそう思っていたのですが、明けて3/7(月)の朝にはウクライナ情勢からくる投資家心理の冷え込みを考慮して「上場延期」となってしまいました。

 

まあ中止ではなく延期なので次の機会を待つとしましょう。

 

 

IPOお勧め証券会社

 

 

 

 

それでは「IPO」銘柄を買ううえでお勧めな証券会社はどこがいいのでしょうか?

 

あれもこれも挙げるとキリが無いのでズバッと3つご紹介します。

 

  1. SBI証券
  2. マネックス証券
  3. STREAM

 

「IPO」銘柄を購入するにあたって私がお勧めするのは以上の3つの証券会社です。

 

なぜお勧めなのか?

それぞれの理由を簡単にご説明します。

 

①SBI証券

 

・取扱い銘柄数が多い
・IPOチャレンジポイントあり
・NISAにも対応

 

・当選するかどうかは別として、扱う銘柄が多いのはそれだけチャンスをもらえる訳ですので単純にそれだけで強みと言えるでしょう。

 

・SBI証券には「IPOチャレンジポイント」という制度がありポイント数に応じて当選確率が上がる仕組みになっています。SBIヘビーユーザーに有利ですね。

 

・またさらに嬉しいのは「NISAに対応」しているところです。証券会社によっては扱いは様々ですがNISA非対応が多い中で対応してくれる証券会社は嬉しい存在といえます。

 

 

 

 

②マネックス証券

 

・完全平等抽選!
・NISAにも対応

 

・マネックス証券の素晴らしいところは「完全平等抽選」というところです。先に紹介したSBI証券のように持っているポイント数で優劣が決まってしまうというような事はなく、株を始めたばかりの「初心者」であろうが数十年トレードしている「超ベテラン」であろうが「皆平等」です。これは嬉しいですよね。

 

・またSBI証券と同様にNISAにも対応しているところが嬉しいですね。

 

 

 

③STREAM

 

・売買手数料が無料!

 

・もはやこれだけで「超最大の強み」といえます。何といっても現物取引だろうが信用取引だろうが1日のトレード回数やトレード金額に関係なく「売買手数料がゼロ円!」

 

こんな嬉しい強みはないですよね。
(もちろん信用取引の場合は「金利」はかかります)

 

・IPOとは新規上場銘柄
・上場前に購入できる権利あり
・権利獲得方法は抽選
・落選しても上場日なら買える
・IPOお勧めサイトは96ut.com
・IPOお勧め証券会社3選
  ①SBI証券
  ②マネックス証券
  ③STREAM

 

 

 

これからも続々と控えている「IPO銘柄」

初心者の方でも値動きが激しい面白さを味わえるので購入チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

 

その前にまずはご自分の目的にあった証券会社選びを慎重に行うことが重要です。

 

それぞれのトレード目的にあった証券会社を使うことでメリットを感じられますし、それによってIPO銘柄をより楽しく納得がいく形でトレード出来るでしょう。

 

もちろんIPO銘柄は注目度が高く値動きも激しい分、値が上がるメリットもあれば上がったところから大きく値を下げるかも知れないリスクもあります。それでも値幅が大きいという部分はトレードの面白さでもあるので迷った場合はチャートや板をみてエントリーするかどうか判断、そして短時間トレードなどすればリスクも下げられます。

 

上場したての新鮮な状態での「IPO銘柄」を積極にさわって楽しくトレードしてみましょう!

 

 

 

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