02-パソコンとの出会い!ホリエモンの人生を変えた【ゼロ〜なにもない自分に小さなイチを足していく】オススメ本

再出発したホリエモンの本

 


あなたが「変わりたい」と願っているのなら
ホリエモンからのアドバイスはひとつ。
「ゼロの自分に、イチを足そう」 

 

ゼロなにもない自分に小さなイチを足していく【電子書籍】[ 堀江貴文 ]

 

 

前回に引きつづき、「働くこと」について考えるというテーマに絞った書籍、

 

「ゼロ なにもない自分に
      小さなイチを足していく」

 

 

今回の記事では前回記事で伝えた

第1章  働きなさい,と母は言った

「第1章」の後半をご紹介します。

 

 

前回の記事ではホリエモンが収監された日々での葛藤や少年時代についてご紹介しました。

 

そして「はじめての第一歩」

はじめての理解者があらわれて、
それがキッカケとなって、

はじめて「ゼロからイチを足した」
ことについて触れました。

 

まさにホリエモン少年にとっては「記念すべき第一歩」でした

 

今回はいよいよ「現在のホリエモン」
の礎となった衝撃の出来事、
パソコンとの出会い

 

この運命とも呼べる出会いを紐解きます。

 

 

この本で学べる「5つ」のこと

 

  • 働くことに対しての考えかた
  • 働くことへの取り組みかた
  • 「このまま」の自分に気づく
  • 自立について
  • もっと働きたくなる

 

2000年代 時代の寵児と呼ばれたホリエモン、
こと堀江貴文氏ですがご存知のとおり波乱万丈な
半生を送りました。

 

自らが社長をつとめていた「ライブドア」
時代では、なんと

流行語大賞 大賞を受賞

 

「想定内、想定外」

 

このフレーズ、聞いたことがあると思います。

まさに、この時までは順風満帆でしたね。

 

それから衆院選に出馬(落選)や証券取引法違反という容疑で逮捕され、収監されるなどの経験を経ていまに至るホリエモン。

 

しかし過去はいろいろあったホリエモンですが才能にあふれていることは疑いのない事実。

 

大学生時代に立ち上げた「有限会社オン・ザ・エッヂ」、そして「ライブドア」へと飛躍したキッカケは、やはり「パソコン」というツールがあったからこそと思います。

 

 

関連記事

ホリエモン出所後 第一弾の本   ゼロなにもない自分に小さなイチを足していく【電子書籍】[ 堀江貴文 ]     あなたが「変わりたい」と願っているのなら ホリエモンから[…]

 

 

今回の記事は運命ともいえる
「出会い」から紹介いたします。

 

 

運命「パソコン」との出会い

 

 

前回の記事のとおり、とあるキッカケをもとに県下一の進学中学校に通うようになったホリエモン少年。

 

まさにここで運命の出会いを迎えます。

 

まず最初はパソコンそのものに出会ったワケではありません。

 

最初の出会いはなんと
「ウォー・ゲーム」という映画

 

そしてそのなかで登場した
「コンピューター」に魅了されます。

 

「コンピューターってなんでも出来るんだな!」

 

この興奮、この時から忘れられない存在となります。

 

この時からホリエモン少年にある確信が生まれます。

 

コンピューターを手に入れれば何かが変わる

 

 

この退屈な日々を一変する、

新しい何か、未来がある!

 

ホリエモンはコンピューターを
手に入れることを決断します。

 

そこで雄弁なホリエモン少年は
このように熱弁します。

 


「勉強につかう」

「ゲームなんかではない」

「これからはコンピューターの時代」


 

などとなんとか両親を説得。

 

日立のMSXパソコン「H2」
を手に入れます。

 

ホリエモンの予感は的中します。

 

退屈しきっていた日常が一変!

 

コンピューターの魅力に
どっぷりハマりこんだのです!

 

当時はやっていた「ファミコン」などのように
誰かがつくった世界で遊ばされるのではなく、

 

「自分が遊ぶ世界を自分の手でつくること」

 

「プログラミング」

 

この刺激に魅せられたのです。

 

そして圧倒的な自由!

まるで自分が魔法使いになったような、とてつもない全能感に包まれたと言います。

 

ホリエモン少年の新たな一歩、

「新たなイチを足す」

ことになるのです。

 

 

初心者用ではガマンできない

 

 

 

取りつかれたようにパソコンをいじるために、もはやホリエモン少年は「より上のレベル」じゃないと物足りなくなっていました。

 

そこで本格的なパソコン、
「PC-8801mkⅡFR」
の購入を思い立ちます。

 

さすがに「2台連続」では買ってもらえない。

 

値段も1台目の「3倍」近い。
当時でも20万!
でも絶対に欲しい!

 

中学2年のホリエモン少年は決断します。

 

「新聞配達をして全額返済する」

 

この約束を両親とかわし、
親から借金して購入するのです。

 

5時起きの新聞配達はキツかったが本格派パソコンを我がものにした喜びには勝てません。

 

ますます高度なマシン語もマスターして複雑なプログラミングまで組めるようになるのです。

 

ここでも

「新たなイチを足す」

ことになりました。

 

 

働くことの意味を実感した日

 

 

中学2年のホリエモン少年は、家のパソコンだけでは飽き足らず、CAI教育(コンピューター支援教育)による英語スクールに通いだします。

 

理由は「パソコンに触りたい」から。

 

ある日、また転機が訪れます。

 

塾の講師からこんな相談を受けるのです。

 

「うちのスクールの日立のパソコンを
NECのパソコンに入れ換えることになった。

教材システムを移植する必要があるんだけど、
それって、お前できる?」

 

「できますっ!」

 

即答。

 

しかも何の根拠もなく。

 

レベルでいったら「業者」に委託するレベルのシステム移植らしいのですが、ホリエモン少年は

「大きなチャンス」

だと直感的に察知。

 

「ここで断るなんてあり得ない」

 

そこからまさに寝食を忘れて1ヶ月間プログラミングの試行錯誤がくりかえされます。

 

そしてついに!

 

「中学2年生のホリエモン少年」
作業を無事完了させてしまったのです!

 

そこで受け取った報酬は

「10万円」

 

中学2年生にはかなりの大金。

 

それでもホリエモン少年は金額のことはどうでも良かったと言います。

 

何よりも大きかったのは

 


自分の能力を生かし、
好きなプログラミングを通じて誰かを助け、
たくさんの生徒がそれで学ぶ。
しかも報酬まで得ることができたという事実。


 

新聞配達のように誰でも出来る仕事ではない。

 

「そうか、働くってこういうことなんだ」

 

僕のつくったシステムに講師の人たちが驚きの声をあげ、握手を求め、そしてたくさんの生徒が学んでいく。僕の流した汗が誰かの役に立つ。

 

この仕事をやり遂げたときの達成感、誇らしさ、そして報酬を受け取ったときの感慨は、とても勉強や新聞配達では味わえない種類のものだった。

 

生まれてはじめて

「堀江貴文」

という存在を認めてもらった気がした。

 

まさに「自分を認めてもらえる」

「誰かに必要とされる」

なんていう人間の欲求を十二分に満たしてくれる出来事。

 

「働くこと」の意義を知った強烈な体験で、今後の「働き方」に対しての考え方を学んだ日でもあったようです。

 

ホリエモン少年の

「大きなイチがいく度も足された」

そんな出来事でした。

 

 

しかし気づくと落ちこぼれ

 

 

そんなホリエモン少年でしたが、パソコンの世界を知ってしまったために学校の勉強は「バカバカしくて」いっさいやらなくなっていました。

 

そのため県下一の進学校でも「トップ10」クラスだった成績も気がつけば・・・

 

学年202人中

199番目・・・

 

その後、高校へ上がるとパソコンにも埃がかぶるようになっていきます。

 

それは、当時まだ
「インターネット」がない時代。

 

一時期のキラキラしたパソコンの存在も、マニアックな愛好家のおもちゃ程度になってしまっていた時代背景もあるのです。

 

これはホリエモン少年の望むところではありませんでした。

 

そこからはパソコンに向けていた時間は「遊び」に切り替わってしまいます。

 

ゲームセンター、マージャン、ビリヤード・・・自堕落な生活とともに当然、成績も悪いままで日々がすぎていきます。

 

ただ相変わらず変わらないのは、
「地元から抜け出したい」

 

そしてある決断をします。

 

両親を説得して東京へ出る。

そして納得させられる大学はひとつ。

 

東大に合格するしかない

 

 

 

九州から東京に出る。

 

早稲田や慶應などの私立ではお金を出してもらえない。

 

地元で有名な国立大学の九州大学に行けと言われるに決まっている。

 

それならば圧倒的な説得力が必要。

 

どんな人間でも認めざるを得ない日本一の大学に行くしかない。

 

しかし遊びほうけていたために、
高3春の東大模試では

「F判定」

合格率をパーセントで算定できるレベルにもない

「判定不能」状態。

 

それでも実家を飛び出たいホリエモン少年は決断します。

 

この短い期間で徹底的に勉強に集中して、

何と!

 

F判定からの奇跡の東大合格
をもぎ取るのです!

 

ホリエモンは当時をこのように振り返ります。

 

僕にとって勉強とは説得のツール。
子どもは大人の都合によっていくらでも振り回される、無力な存在だ。

勉強という建前さえ揚げておけば大抵のわがままは通る。
あのどん詰まりの環境から抜け出すには勉強するしかなかった。

誰の目にも明らかな結果を残すしかなかった。

 

 

ホリエモンは「いまの環境を変える」にはどうすればいいのか?

 

自分でできる最大限、有効な手段を「勉強」に見出すことで道を切り開いたといえます。

 

第一章(後半)まとめ

 

 

①変わりたいなら「イチ」を足そう
②可能性を感じたらやってみる!
 お金ではなく働く意義を大切に
④環境を変える手段を見定める
⑤勉強は最大のツールになる!

 

ちなみにホリエモン少年がコンピューターそのものを知るキッカケとなった映画、

「ウォー・ゲーム」
(1983年公開)

 

こちらの内容はアメリカの高校生ハッカーが、自分でも気づかないうちに北米航空宇宙防衛司令部のホストコンピューターに侵入し、あわや「第三次世界大戦」を引き起こしそうになるというストーリーです。

 

ホリエモン少年は、この映画を
ただ観て「オモシロかった」ではなく

「コンピューターは何でもできるのか」

 

という未来への可能性をかんじて自己の体内で「触れる機会」を待ち、育てていたように感じます。

 

要は「アンテナ」を張っていたのですね。

 

「アンテナ」を張っていなければ、
張り紙に「プログラミング」とか
「パソコン」とか書かれていても
気づかずに通り過ぎてしまいます。

 

目に映っても見えていない
状態となります。

 

しかしホリエモン少年は、あの「映画」のことが忘れられずにいたおかげで「パソコンを扱っている英語塾」を見つけ、そこで業者がやるべき難易度の高い「システム移植」までこなしてしまったのです。

 

まさに「チャンス」を掴んだといえます。

 

それでは次回は「第2章」以降をご紹介します。

 

関連記事

ホリエモン出所後 第一弾の本   ゼロなにもない自分に小さなイチを足していく【電子書籍】[ 堀江貴文 ]     あなたが「変わりたい」と願っているのなら ホリエモンから[…]

 

ゼロなにもない自分に小さなイチを足していく【電子書籍】[ 堀江貴文 ]

 

 

最新情報をチェックしよう!
ServiceVersion=20070822&Operation=GetScript&ID=OneJS&WS=1&MarketPlace=JP">