02-なれる最高の自分になるために【ビジネスマンのための実行力養成講座】小宮一慶さん著のオススメ本

ビジネスマンのための「実行力」養成講座

 

 

本日は「5月5日〜こどもの日」

 

鯉のぼりさえソーシャルディスタンスを
要求されそうな2020年子どもの日ですが
皆さんはおとなしくご在宅でしょうか?

 

わたしは時間が空くと読書と映画ざんまい
の日々で運動もせずに不健康さで一杯。

 

でも時間を自己投資することに使う方が
建設的ですから良い時間にしましょう。

 

では今回ご紹介する記事はこちらです。

前回に引き続き「小宮一慶」さんの書籍、
「実行力」養成講座をご紹介します。

 

今回は「第2章」の内容のご説明です。

 

「実行力」の定義とは?

 

2012年の秋に出版された本ですが、
タイトルにある「実行力」とは?

 

小宮さんは本書のなかで「実行力」
このように定義しています。

 

 

実行力とは「結果が出る行動力」

① 行動して
② 結果を出して、
③それを継続する。

これこそ真の「実行力」

 

 

自分が決めた目標にたいして上記のような
結果が伴わないと継続しづらいですよね。

 

でも人生は一度きりです。

どんな夢や目標があるのかは人それぞれ
だとしても、目指すべき自分、

 

  • 「なれる最高の自分になる」

 

これを達成できるのなら
最高に満たされることでしょう!

 

 

 

「実行力」養成講座 もくじ
第1章
実行のメカニズムを知る
1.結果を出すためのプロセスを分解する
2.実行力をつけるために必要な基本的心構え
第2章
実行力を高める習慣を身につける
1.行動力を身につけるための習慣
2.行動を結果に変えるための習慣
3.結果を継続させるための習慣
4.幸せな人生を送るための行動
5.一歩を踏み出すために

 

 

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今回の記事では目次の中から
「第2章」をご紹介いたします。

 

行動しないのなら「知らない」と同じ

 

 

前述したとおり、小宮さんは書籍のなかで
「実行力とは結果が出る行動力」
と定義づけています。

 

つまりは行動がなければ結果も出ない。

 

いくら素晴らしい本を読んだり講演を聞い
たりして最高のインプットを得られたと
しても、それをアウトプット=「行動」
しなければ意味がありません。

 

それは、単なる「知識の詰め込み」

 

そもそも本を読んで「いい気持ち」に
なるためなら構いませんが、なにか成し
遂げたいことがあったり、その助けとなる
ために読んだのなら出力しなきゃ意味が
ありません。

 

その意味を込めて、小宮さんは
「行動しなければ知らないに等しい」
と表現しているのです。

 

そもそも読むだけでは周りの人も喜ば
ないし、幸せにもできません。
評価もされなければ自分を変えたり
高めたりも出来ません。

 

結果、うんぬんの前に
まず「行動」なのです。

 

 

行動力、継続力の訓練

 

 

小宮さんは本書のなかで、成長させるため
の要素についてこのようにアドバイスを
しています。

 

  • やらなくてもすむことをやる
  • やらなくても誰にも責められないことをやる
  • やってもすぐに効果が出ないことを継続させられる

 

前回の記事でも触れたように、成長
させてくれる行動は自発的な考え方
からくるものです。

 

それとは逆に、受け身の行動というのは

 

  • 誰かに頼まれた仕事
  • 指示された仕事
  • やることが決まっている仕事

 

などが挙げられるでしょう。

 

そこには自分の考えに関係なく
「やらされている」とか
「言われたことをやるだけ」という様な
建設的思考を必要としない行動です。

 

もちろん、意識の高い人はこのような
「やらされ仕事」にでも自分なりに工夫を
重ねて効率化をはかったり、ただの
やらされ仕事にしないため、この時間や
経験を無駄にしない努力をしています。

 

仕事は自分から見つけ、
自分で作り出すものです。

 

やらされ仕事は一見、人に与えられた
だけの仕事に見えますが、実際それを
あなたが手をつけるときに、

 

  • 「よし、昨日はこれをやるのに1時間かかったから、今日は45分で終わらせよう!」
  • 「では、その為に今日はこうやってみよう」
  • 「別のやり方はないか?」
  • 「いや、こういうやり方のほうがいいのか?」

 

などと工夫して取り組めば、それは
自分なりに自分が作る自分だけの仕事と
なります。

 

この「小さな行動の積み重ね」の大切さ
に気づいている人と、そうでない人との
は数年間でどうなっているでしょうか?

 

間違いなく大きな差となって、あなたの
アドバンテージとして優位性を高め、
より高いプラス思考を構成していくこと
でしょう。

 

 

感謝、優しく、気配りする

 

 

 

何かをするにも一人の力は限られるもの。

やはり人間は誰かに支えられ生きている。

 

そのためには自分にとって大切な人には
嫌われない方がはやく目標に近づける
でしょう。

 

ただし、誰かれにもという訳にはいかない
というのは忘れてはいけません。

 

別に犯罪を犯しているわけでもないのに、
自分が信念をもって行動していることに
対して「邪魔」「批判」となる人は少な
からずいることでしょう。

 

家族なら別ですが、このような人達を
いちいち説得などしていられないで
しょうからスッパリ諦めて関係を切る
ことも必要なこともあります。

 

そして人間はいちばん身近にいる人や
近しい人に対して冷たい傾向があるもの。

 

つまり知らない人など遠い関係の人に
対しての接し方とは真逆なのです。

 

親しく近い人や後輩に対してもハッキリと
「ありがとう」
この一言をたくさん行ってあげましょう。

 

 

最初は照れ臭いかもしれませんが言った
も言われた方も気持ちがいいものです。

 

「あいさつは魔法のことば」

 

この事を思うだけでなく「行動」に移せ
ば気持ちがよくなり目標に向かう気持ち
にも張りが生まれるというものです。

 

継続は気持ちによるものが大きいのです。

 

周りの人たちに思いやりをもって接し、
協力者になってくれる人達と良い関係を
築けばあなたが困ったときの救世主になる
かも知れません。

 

 



 

 

 

「リスクテイカー」と「リスクアバター」

 

 

何かをはじめるとき、その一歩を踏み出す
ときに考えることがあると思います。

 

「どんなリスクがあるのか?」

 

もちろん何もしなければ、少なくとも
今以上の悪い状況にはならないでしょう。

 

何かを変えたい、自分を成長させたい等
「変化」が必要な場合は、多かれ少なかれ
「リスク」は承知しなければなりません。

 

小宮さんは、このリスクのとり方に
関しても2通りあると言います。

 

  1. リスクテイカー
  2. リスクアバター

 

「アバター」とはゲームなどのアバター
ではなくaverter.

避けるという意味だそうです。

 

これを踏まえて小宮さんは
このようにクギを刺します。

 

「何もしない」ということが最大のリスク」

 

ある程度のリスクをとることが「最大のリスク回避」の方法なのです。

 

小さなリスクをとり続けることが、大きなリスクを避けることにもつながります。

 

この「小さなリスクをとっていくこと」
は言い換えれば挑戦、チャレンジして
いることでもあります。

 

「小さなチャレンジ」が達成できれば
「小さな成功体験」が増えていくわけ
ですからやがて大きな自信にもつながる
ことでしょう。

 

やればいいことは世の中にたくさんあるのに、やることを妨げている要因のひとつは、この小さな成功体験の不足ではないでしょうか。

 

挑戦することでいまの自分の「枠」から
少しでも「はみ出す」行動をやり続ければ
知らずに「自分の枠が大きく」拡がって
いくことでしょう。

 

実行力養成講座   第2章  まとめ

 

 

 

やらなきゃ何も知らないと同じ

② やらなくても責められない仕事を!

③ やらされ仕事にも工夫と知恵を

④ 感謝の気持ちで「ありがとう!」

⑤ リスクテイカーになろう

⑥ リスクは小さな成功体験を産む

 

2回に分けてご紹介しました本書、
ビジネスマンのための「実行力」養成講座

 

大切な言葉がさまざまな実例に沿って、
本当に読みやすくまとめられていて
社会人1年生から経営者まで、幅広い
年代の方に参考になる本だと思います。

 

変化が求められるこの時代において、
順応させられるのか?
順応できるのか?
では結果が大きく違ってきます。

 

まずは変化に対応できるように自分の枠
を拡げることが力量・スキルを上げ続ける
ことにつながります。

 

リスクテイカーとなって、
「小さな成功体験」
積みつづけていきましょう!

 

 

 

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