02-母の日は生んでくれたことに感謝【あの人と一緒にいられる時間はもうそんなに長くない】お薦め本

あなたと大切なひとの時間はあと何日ある?

 

 

今日は「母の日」ですね。

皆さんは大切な母親にたいして感謝の
気持ちを伝えたでしょうか?

 

わたしもささやかですが、小さなサイズ
の夏用パジャマを贈りました。

 

離れて暮らしているのですが、まだ電話
が鳴らないところをみると、まだ届いて
いないようです。

 

「親孝行したいときに親はなし」

 

昔からの格言にもあるとおり気づいた
ときにはその機会を失ってしまうだけ
ではありませんよね。

 

やりようのない「後悔」「無念さ」
「申し訳なさ」「愛おしさ」など様々な
感情が入り混じっての喪失感がおそって
くるはずです。

 

それは親だけでなく、じつは「嫌いだ」
思っていたあの人でさえも、
「ああ、思えばあの人に気づかされた」
などと後になって気づくこともあること
でしょう。

 

本書のなかで以下のように定義する
「大切なひと」の存在をありがたく
思い、感謝しましょう。

 

  • 友人
  • 師匠
  • 嫌いな人
  • 恋人
  • 愛する人

 

それでは今回の記事では昨日に引き続き
後半部分のご紹介。

 

今回は、嫌いな人、子供、愛する人と
かかわれる時間についてです。

 

 

この書籍の目次

 

 

★もくじ★  「あの人と一緒にいられる時間はもうそんなに長くない」
Part.1 親と一緒の時間はもう・・・
Part.2 友と一緒の時間はもう・・・
Part.3 師と一緒の時間はもう・・・
Part.4 嫌な人との時間はもう・・・
Part.5 子と一緒の時間はもう・・・
Part.6 愛する人との時間はもう・・

 

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この本の著者は千田 琢哉”さん。

 

千田さんはこの書籍のなかで、時間に
たいする大切さを説いてくれています。

 

人生は、今この瞬間から過去にさかのぼった記憶の蓄積だ。

大切な人との別れを幸せに迎えるためには、今この瞬間の蓄積を大切にすることだ。

 

ふだんは時間について真剣に考えること
がなかった私も、気づけば自分が思って
いるほどの時間が残されていないことに
気づかされます。

 

いまの一瞬、一瞬の時間を大切にする為
にも本書で確認していきたいと思います。

 

 




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「嫌な人と」一緒にいられる時間はもうそんなに長くない

 

 

まずは自分が誰かにとって「嫌な人」に
なっていないか省みましょう。

 

そもそも自分が思っているほど、自分は
「嫌われていない」とカンちがいしている
ことが多いのではないでしょうか?

 

千田さんはまずはこの様に考えることを
強くすすめています。

 

大切なことは、原因を他に求めるのではなく、自分に求めることだ。

 

「あの人は変わり者だ」

「あの人にはガマンならない」

 

などと、ほかの誰かの悪口やグチを
こぼしている本人が、

 

「自分も誰かにとって嫌な人」

 

であることを認識できれば進歩できる。

 

そして千田さんはこのように続けます。

 

嫌な人は、100%あなたが引き寄せている

 

 

満員電車の中でも旅先でも、職場でも
同じことが言えますが、嫌な人と出逢い
やすい人は「運が悪い」のではなく、
あなた自身の質(こころの持ちよう)
が悪いだけ。

 

イライラすればその分、まるで逆撫で
するように嫌な人を引き寄せてしまう。

 

ここでも原因ほかの誰でもない、

「自分が嫌な人になっている」

ということに気づくと人生が変わると
千田さんは諭してくれています。

 

 

他人のせいにするのをやめよう

 

 

そして他人に対してやめるべき決定的な
行動とはこのようなことです。

 

嫌な人に嫌な態度で返すと、あなたが嫌な人になる

 

これには、わたしも普段から気をつけて

いるのですが、要は嫌な人から受けた

嫌な態度を同じように返してしまうと

 

  • 「自分もその仲間」
  • 「自分も同類」
  • 「自分も同じレベルに下がる」

 

このような状態におちいってってしまう
ことを肝に命じておきましょう。

 

 

では「売り言葉に買い言葉」のような
状況にならないようにするには?

 

同じテンションで言い返さない、
やり返さないで嫌な人をはね返す

最高の復讐とは?

↓    ↓    ↓

「感じよく接すること」

 

 

わたしも経験がありますが、
これは本当に効果テキメンです!

 

「怒ってくるぞ〜っ」と思っていた相手が
肩すかしをくらって「キョトン」として
しまうくらい、最高の笑顔でちょ〜〜
感じよく返してしまう。

 

 

そう、「レベルの違い」
を見せつけるのです!

 

 

とたんに相手は熱が冷めたように
「ごうまんに振る舞った自分」
が恥ずかしくなっていることでしょう。

 

そして嫌な人をこの様に包んでしまうと
あなたが成長する次のステージへと
上がっている事になるのです。

 

「かわいそうな人だ・・」

 

というような
「”超”上から目線」
で見下ろしてみよう。

 

目の前で起こっていることはとても
ちっぽけであることに気づけます。

 

 

「子と」一緒にいられる時間はもうそんなに長くない

 

 

まず、子供にたいしては
ちゃんと抱きしめてあげよう

 

 

これはわたしも子育てで注意した点です。

 

愛情はことばや態度だけでなく「体感」
でも感じられないと大人になってから
影響があると思います。

 

子供の頃にちゃんと抱きしめられて
いないと、厳しくしたときにも影響が
出るのです。

 

甘やかしすぎることがないよう、時には
厳しく接すると思いますが「愛情」が
ベースにないと、子供としては

「親からは冷たくされた、嫌われた」

という間違った記憶が埋め込まれて
しまう恐れがあると思います。

 

そして親がやってしまいがちというか、
出来ていないことで一番多いのはこの
ようなことではないでしょうか?

 

まず、親が子に「ありがとう」「ごめんなさい」と言う。

 

自分の子供だからとつい横柄になり、
感謝のことばを言わなかったり、子供に
対して自分の非を認ず声に出して謝ら
なかったりすると、子供のその後の
成長に引きずるものです。

 

ちゃんと素直に声に出しましょう!

 

 

自分を棚に上げて欲張りすぎない

 

自分のコンプレックスを知らず知らずに
子供に強要してませんか?

 

勉強、学校、友達えらび、運動など、
適性なども無視して自分の理想を押し
付けてしまうのは子供の可能性を
つぶしてしまうことに他なりません。

 

その子が本来発揮すべき能力を引き出す
妨げにならないようにしたいものです。

 

子どもの勉強する姿を見て喜ぶ親は多い。

勉強をする姿を見ているだけで安心するという親は多い。

反対に子どもが外で遊んでばかりいると、イライラする親は多い。

 

わたしも経験がありますが、子どもに
勉強をして欲しければ、
「勉強しなさい!」と言わないこと。

 

 

しぶしぶ言われたからやったこと、
やらされたことに生産性はありません。

 

もしかして「そろそろ勉強しようかな」
と思ったところだったかも知れません。

 

「勉強しなさい!」とは
やる気を削ぐ一番の言葉でしょう。

 

それにはまず親が勉強や、本を読む
ところを見せること。

 

わたしも息子が小学生低学年のとき、
英語を話したくて単語の勉強をしてたら

 

「お父さんは大人なのに勉強して偉いね」

「僕もやらなきゃ」

 

といって進んで勉強してくれたことが
ありました。

 

自分でやるから身につくものです。

 

もちろん、最初は無理やり取り組ませ
ざるを得ないこともあります。

 

しかしある程度のところで見切りをつけ
て親が辛抱づよくなることも教育です。

 

得てして親は子どもに「教えよう」
としますが、とんでもないことです。

 

親は子育てや教育を通じて子供に
「教えられている」のです。

 

感性ゆたかな子どもに刺激をうけながら
どんどん教えてもらいましょう!

 

 

 

「愛する人と」一緒にいられる時間はもうそんなに長くない

 

 

この章は何も考えずに感じるまま、
あなたの愛する人を想うことで
終えてください。

 

人それぞれに愛する人とのドラマがあり
その背景やキッカケなど、懐かしい思い
にふけるのも、いままさに熱烈な恋を
している人もいるかも知れません。

 

限られた時間、「残された時間」は
あとどれくらい残されているのか
わからないのですから・・・。

 

この章の最後に千田さんの愛する人への
時間の使い方、いや、こうして使いたい
という切なる思いを箇条書きします。

 

  • 1秒あればキスしておきたい
  • 1分あれば抱きしめておきたい
  • 1時間あれば愛し合っておきたい
  • 1日あれば見つめ合っておきたい
  • 1月あれば出逢った場所で過ごしておきたい
  • 1年あれば子どもを抱いておきたい
  • ただ、ずっと想っていたい

 

 

 

 

本書のまとめ

 

 

 

① まず自分が嫌な人にならない

② 嫌な人こそ自分を成長させる

③ 嫌な人も、運命の人なのだ

④ 子供とちゃんと抱きしめてあげる

⑤ 教えるのではなく、子供に教わる

⑥ 愛する人を、ちゃんと愛そう

 

 

ここまでご紹介してきましたが千田さん
が皆さんに伝えたいことは、

 

 

「この時間はいつまでも続かない」

 

 

本書の最後の章は、読んでいても
涙が出そうになるくらい切ないです。

 

自分にとって、大切な人の存在がいかに
大きいものか、いかに代わりの効かない
愛おしい存在なのか。

 

 

決して長くは残されていない、自分の時間を、大切な人とどう過ごせばいいのか。

 

 

わたしたちは今、コロナウィルスという
難局の状態で、寿命をむかえているわけ
でもないのに会いたい人に会えなかった
りとても想像できなかった時代を生きて
います。

 

 

これを機会に有限である「時間」という
ものに向き合い、大切な使い方について
考えて「実行する」よいキッカケとして
いきましょう。

 

どうせおなじ時間を使うならば、
有意義な時間を過ごすことで
「有意義な人生」にしましょう!

 

 

 

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