03- ハマる!お金から自由になる働き方【ゼロ〜なにもない自分に小さなイチを足していく】オススメ本

再出発したホリエモンの本

前回に引きつづき、「働くこと」について考えるというテーマに絞った書籍、

「ゼロ なにもない自分に
小さなイチを足していく」

のご紹介です。

 

 

ゼロなにもない自分に小さなイチを足していく【電子書籍】[ 堀江貴文 ]

 

 


あなたが「変わりたい」と願っているのなら
ホリエモンからのアドバイスはひとつ。
「ゼロの自分にイチを足そう」 

 

 

前回の記事では「パソコンとの出会い」からはじめて人から必要とされ、認めてもらえたことで目覚めた「働くということ」についてご紹介しました。

 

つぎつぎに「ゼロからイチ」
足し続けることに邁進するホリエモン。

 

今回の記事では「第2章〜第3章」までをご紹介します。

 

第2章
仕事を選び、自分を選ぶ
第3章

カネのために働くのか?

 

本書に告白しているホリエモンの少年時代や育った環境を垣間見ると、いまのホリエモンのイメージとはだいぶ違った印象をうけますよね。

 

今回の記事ではいよいよ社会に出てくるキッカケ

「インターネット」の登場です。

 

ホリエモンはまさに
「ピンっ!」
ときたどころか

 

衝撃!
をうけたようです。

 

この本で学べる「5つ」のこと

 

  • 働くことに対しての考えかた
  • 働くことへの取り組みかた
  • 「このまま」の自分に気づく
  • 自立について
  • もっと働きたくなる

 

2000年代 時代の寵児と呼ばれたホリエモン、こと堀江貴文氏ですがご存知のとおり波乱万丈な半生を送りました。

 

起業家ブームの象徴として、
「あこがれる経営者」ランキング
カルロス・ゴーン氏に次いで2位に選ばれるなど華やかな時代がありました。

 

その一方で、独房に閉じ込められて精神的な苦痛を味わうなどのドン底ともいえる時期もあったホリエモン。

 

高校3年の東大模試では「F判定」

 

しかし奇跡の「F判定からの東大合格」
を果たしたホリエモン。

 

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このまま東京大学という日本一の大学で
濃密な時間を過ごしたのかと思いきや・・・

 

その後の起業までの道にいたるまでは
「堕落の時間」があったといいます。

 

 

第2章 仕事を選び自分を選ぶ

 

 

わたしの想像ではさぞかし東大で一心不乱に勉強してビジネスや企業のノウハウを突き詰めていたのかと思っていたら・・・

 

何と、麻雀・競馬・酒ざんまいだったそうです。

 

まぁマージャンや酒は「駒場寮」とういうキャンパス内にある寮に住んでいたこともあり、ある程度はしょうがない部分はますが、科学研究に対する「国の待遇」にガクゼンとします。

 

周りにいる「超優秀な研究者」にさえ、国からの研究費がほとんどつかない現状をしらされたからです。

 

もともと理系のホリエモン青年は科学分野に興味を持っていましたが、東大という日本一の大学でどんなに優秀な研究をしたとしても先が見えない、援助もしてもらえない。

 

一気に勉強する意義を見失ってしまいます。

 

このままの自分で終わってしまう

 

 

そんな「自堕落」な生活をつづけていた
ホリエモン青年。

 

ある日バイト先の塾講師の控え室のなかで、
まわりを見渡します。

 

そこに漂う空気や風景に
「ゾッ」としてしまいます。

 

「俺もこの人たちと同じになってしまう」

 

このままギャンブルや酒に明け暮れて、時給が¥2,500-の塾講師にあぐらをかいて気づいたら
40歳になっていた・・・

 

いやいや、違う!

 

こんな人生のために
東京に出てきたわけじゃない!

 

このままでは一生このままだ!

 

ホリエモンは動き出します。

 

時給¥2,500-という恵まれた塾講師のバイトを辞め、時給¥900-のプログラマーのバイトに転換。

 

中学時代に「働くこと」の意義を実感した
あの記憶をもう一度。

 

   そうだ!
僕にはこの道がある! 

 

お金じゃない!

 

 

充実感と達成感を味わうために、そして何より
「いまの堕落しきった自分を変えるため」

 

そこから「ギアを入れた」ホリエモン青年は、
過去の少年時代のようにパソコンに没頭します。

 

仕事だけしか目に入らなくなった。
もう大学に通うつもりもない。

大学よりも、麻雀よりも、女の子と遊ぶよりも
圧倒的におもしろいものを見つけてしまった。

 

そう「インターネット」
との出会いである。

 

 

「インターネット」との出会い!

 

 

バイト先で久しぶりにプログラミングと向き合ったホリエモンですが、ある日声がかかります。

 


「うちの会社のホームページ作ってくれないか」

???  はい、作ってみます」


 

まだインターネットの導入期。

聞いたことはあるけどその本質なんてわからない。

 

本屋で「ホームページの作り方」の本を買って読むと・・・

 

そこでホリエモン青年に震えが走ります!

「なんだ! これは!」

 

世界とつながれる圧倒的な自由さ!

圧倒的で「無限」の可能性!

メディアを凌駕するポテンシャル!

 


もしこれを皆が使いだしたら
                     すごいことになる!

 

世界が変わる


 

ホリエモン青年は気づいてしまいました。

そうなればもう頭の中はひとつ。

 

 

「これをどうビジネスにできるか?」

 

 

ホリエモン青年はまた本屋へ向かい、ある本を手に取ります。

 

「有限会社の作りかた」

 

いよいよ起業への大一歩、

大きな「イチ」を足すのです。

 

 

はじめての起業。会社を設立

 

 

 

  • 1996年4月
  • 有限会社オン・ザ・エッジ 設立

 

東大に籍をおいたままの立ちあげです。

 

バイト先からは月70万という超破格の条件を出されて慰留されますが、走りだしたバスは止められません。

 

資金の元手はありませんから半年や1年、バイトを続ければ資金を貯めることはできたでしょう。

しかしそうはしませんでした。

 

600万円の借金をしてでも
「独立・起業」に突き進みます。

 

スピードが必要だったからです。

 

 

この「インターネットをビジネスにする」ことは大手企業が気づいてしまったらとても太刀打ちができません。

 

いま現在で一個人が勝てるもの、
それはスピードしかない。

 

今やらなきゃ数年後には
「その他大勢のひとり」
になってしまう。

 

ホリエモン青年は借りた事務所にベットを持ち込み寝食以外は「仕事」に没頭してハマりまくる生活を送ります。

 

その結果、売上が爆のびします。

 

  • 1999年 2.6億円
  • 2000年 11.6億円
  • 2001年 29.2億円
  • 2002年 58.9億円
  • 2003年 108.2億円
  • 2004年「株式会社ライブドア」に改名

 

 

1996年の起業から
2006年の強制捜査まで
まさに怒涛の10年といえます。

 

本人も言っていますが

「一生分生きた10年」

そう表現するほど濃密で激動の日々でした。

 

 

第3章 カネのために働くのか?

 

 

 

あなたは何のために働いているのでしょう?

 

このように問いかけられたとき、明確に答えられる人は「まれ」でしょう。

 


では、質問をかえて

「もし、有り余るお金が会ったら?」


 

わたしの場合は

「お金さえあれば仕事をやめてどこか暖かいところでのんびり暮らす」

なんていう漠然な思いがあります。

 

このような答えを出すということは
私にとっての働くとは、一言。

「お金のため」

ということがハッキリしていますね。。。

 

カネのために働くということは

「できれば働きたくない」

ということ。

 

何かをガマンして時間を捧げて
その対価としてカネをもらう。

 

人生の大半の時間を占めるのが
「仕事」である。

 

ということは人生の大半を
「ガマン」に費やしている

 

人生が豊かにならない根本的な原因はなによりも「時間」だ。

 

どんなに偉い人も、学生も、みな同じ24時間を与えられている。

その有限な「時間」をどのように使うのか?

 

あなた次第なのです。

 

もし「カネのための仕事」なら時間を差し出して得るだけなので、とても「その仕事を好きになる」ことは一生ムリでしょう。

 

 

ホリエモンは訴えかけます。

 

このまま「ガマンの人生」
を送るのは間違っている!

 

 

そう言われると私のように・・・
食べるためとか、家やクルマのローンを払うため、なんていう理由は恥ずかしくなりますね。

 

 

どんな仕事にも「やりがい」はある

 

 

前の記事でもご紹介したとおり、ホリエモンは「働くこと」にこそ生きがいを感じています。

「カネのため」ではないのです。

 

たとえ刑務所のなかでもホリエモンは工夫をして刑務作業に取り組んだのです。

 

 

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”超” のつくほどの寂しがりやであるホリエモンは、人とつながること、ワクワクすることに生きがいを感じています。

 

 

そしてホリエモンは
「働きかたの本質」
を教えてくれます。

 

  • やりがいは「見つけるもの」ではない!
  • やりがいは自らの手で「つくる」もの!

 

ただ人から「与えられた仕事をこなすだけ」ではなく、能動的に「自分から仕事をつくり出す」ことがカギとなります。

 

そのほうが失敗したときでも「納得」がいくし、何より建設的ではない「人のせい」にせずに済みます。

 

わたしも含めてサラリーマンは給料をもらっています。

 

しかし、ホリエモンに言わせれば

「お金はもらうものではない、
お金は稼ぐものだ」

といいます。

 

この言葉だけでも仕事に対する
取り組みかたが違ってきますね!

 

仕事を好きになるたった一つの方法

 

 

 

仕事を好きになるにはどうすればいいか?

 

その答えは・・・

 

「没頭する」

 

 

人は何かに没頭することができたとき、その対象を好きになることができる。

 

ゲームしかり、ギターしかり、読書しかり、
である。

 

 

例えば「営業」に没頭する営業マンは、「仕事」が好きになっていく。

 

 

しかしここで大切なのは順番だといいます。

 

「仕事」が好きだから「営業」に没頭するのではない。
順番は逆で「営業」に没頭したから「仕事」が好きになる。

 

心の中に「好き」の感情が芽生えてくる前には、必ず
「没頭」という忘我
がある。

 

そう、我を忘れるのである。

 

そして仕事が嫌いだと思っている人は、単に「経験不足」だともいいます。

 

仕事に没頭した経験がない、無我夢中で仕事をしたことがない、

ただそれだけだと。

 

ではどうすれば没頭することができるか?

 

 

ホリエモンの経験からいうと、2つの要素が大切だといいます。

  1. 自分の手でルールをつくること
  2. 遠くを見ないこと

 

①自分の手でルールをつくること

誰かに命令された「やらされた仕事」ではなく、自分で決めたやり方、プランだったら「こちらから向かっていく仕事」になります。

 

②遠くを見ないこと

「将来の大目標」を意識し続けると大変です。

まずはその日、「1日⚪︎⚪︎をする」というように、短距離走のような目標を「ひとつ、ひとつ」達成させるのです。

 

来る日も来る日も
「今日の目標」
を達成することだけにコミットしましょう。

 

フルマラソンは無理でも、
「100m」なら走れそうですね

 

 

 

第2章〜第3章 まとめ

 

 

 

 

①このままで終わってしまう自分に気づこう
②”その他大勢”になる前にチャンスを掴もう
③何のために働くのか?今一度向きあおう!
④仕事を「ガマン」の時間にするな!
⑤やりがいは「自分でつくるもの」
⑥何かに「没頭」して仕事を好きになろう

 

これらの章では「働くこと」をいろいろと教えられましたね。

 

わたし達は「メシを食うために」働いている訳ではありません。

働くことは生きることです。

 

 

ぜひとも仕事を「ガマン」の場にしないよう工夫して取り組みましょう。

 

もし、それすら叶わないならいっそ「起業」して好きなことをしたほうがよっぽど豊かな人生といえます。

 

 

自分の人生を充実させる
ために働きましょう!

 

 


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