実話「ダイヤモンドの土地」ナポレオン・ヒルの哲学につながる話

「思考は現実化する」あきらめなかった人々

 

 

本日はあの有名な

「ナポレオン・ヒル」の哲学をまとめた著者である
「デニス・キンブロ」の書籍のご紹介です。

 

本書の内容はロックフェラー、レイ・チャールズ、フローレンス・ジョイナーなどさまざまな業界の成功者にも途方もない「壁」があり、みなそれを乗り越えてきたエピソードなどを交えて啓発してくれる、一言でいうと

やる気が出る本」です!

 

今回はプロローグのなかの一説、

実話「ダイヤモンドの土地」

を突っ込んで掘り下げてみようと思います。

 

このプロローグでも結構考えされられ、この「実話のエピソード」が私たちにもあてはまるからです。

 

 

本書の目次(全章)

 

 

プロローグ
ナポレオン・ヒルが最後に書きたかった本

第一章

内なる自分へ〜最後のフロンティア
第二章

どこまでも羽ばたく想像力
第三章

震えるような願望
第四章
心の壁を突き破る
第五章
何としても粘り抜け
第六章
最大のチャンスは常に自分自身の中にある
第七章
熱中したふりをする
第八章
ロックフェラーが本当に欲しかったもの
第九章
六文字の魔法の言葉エピローグ
外なる世界へ〜人類の偉大なる発見

 

 

ご存知、ナポレオン・ヒルはあの億万長者の鉄鋼王、
アンドリュー・カーネギーにインタビューする機会をえることがキッカケで「報酬ゼロ」でカーネギーからの仕事の依頼をひき受け、大成した方です。

 

その仕事とは・・・

 

「20年かけて最高の富と成功を手に入れた人々に話を聞き、成功の秘訣を体現化する」というもの。

 

まだ駆け出しの記者にすぎなかったナポレオン・ヒル。

 

カーネギーからの持ちかけに対して「Yes」と答えるまで要した時間はわずか「29秒」

 

カーネギーは返事までのまち時間を「60秒」に設定していたため、この時間を過ぎていたら今の世の中に溢れている「ナポレオン・ヒル」の書籍や成功体現化システムもなかったかも知れませんね。

 

決断の遅い人間は、”決断を 実行に移す” のも同じように遅い

 

カーネギーはこの若者に託すことを決断するのです。

 

 




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ナポレオン・ヒルが最後に書きたかった本

 

 

 

本日ご紹介の書籍はナポレオン・ヒルの未刊の原稿が土台となっています。

 

その原稿はナポレオン・ヒル財団によって保管されていたが、当時、若い無名の黒人ライターだった本書の著者であるデニス・キンブロに託されたそうです。

 

1970年にナポレオン・ヒルが亡くなる前まで、アメリカ黒人向けに書いていた未刊の原稿。

 

「人種・信条・社会的階級に関わりなく誰にも与えられたチャンスがある」

 

「成功するも失敗するも自分次第」

 

「あなたも私も例外ではない」と念を押しています。

 

 

実話「ダイヤモンドの土地」

 

わたしは本文に入るまえのプロローグでかなりの時間を費やしました。

いろいろと考えさせられたからです。

 

それがこの実話。

「ダイヤモンドの土地」

です。

 

この話ははるか昔のアメリカ南北戦争の直後、コンウェル博士というかたが講演した内容を紹介しています。

 

ストーリーはこちら

 

貧しい農夫がアフリカのある土地に居をかまえ、作物を育てようと何年も奮闘するが、そこは石だらけで耕作が困難だった。
その状況にやる気を失い、しだいに彼は「楽な儲け話」に夢中になる。
田舎でダイヤモンドを探し当てた男たちの話だ。

農夫もまた金持ちになりたかった。

そして果てのない労働に嫌気を募らせ、衝動的に土地を「タダ同然」で手放すとダイヤモンド探しの旅に出る。

 

その後、農夫は広大なアフリカ大陸をさまよい、輝く宝石をさがし続けるが大いなる発見は結局おとずれることはなかった。

そしてついに無一文になり、精根つき果てると落胆のあまり川に身を投げ溺れ死んでしまう。

 

一方、農夫の土地を「タダ同然」で買った男はそこに流れる小川でかなりの大きさの珍しい石を見つける。

それは、たいへん値打ちのあるダイヤモンドだった!

突然ふってわいた富に動転する男だったがそれだけではなかった。
何と土地全体がダイヤモンドに覆われているも同然だったのだ!

 

 

後にここは、世界有数のダイヤモンド鉱山となる。

 

 

 

人は皆、ダイヤモンドの土地の真ん中に立っている

 

農夫はダイヤモンドの埋まった自分の土地を、そうとは知らずに「どこか別の場所」にある富を探しに「タダ同然」で手放してしまった。

 

自分の土地をどんな土地か?ちゃんと見て調査したなら富を得たはず。

 

このエピソードは俗にいう

「となりの芝は青くみえる」

に通じますね。

 

いま自分の置かれている状況よりも、まわりの人の方が恵まれているように見えてしまう。

 

生きている中でもよくあることだと思います。

 

著者の「デニス・キンブロ」はこう戒めます。

 

目標が何であろうと、求める富がどんな形のものであろうと、そこへと続く道の出発点は間違いなく自分が今いる場所のどこかにあるのだ

 

存在する時間はここにある今だけ

 

 

肝に命ずるべきは存在する時間はここにある「今」だけ!

と著者はクギを刺します。

 

あの農夫が時間をつかうべきは根拠のない噂ばなしにつられて放浪することではなかったはず。

 

いまの自分に投資する忍耐力。

そしていまの状況を変えるために行動し、知恵と工夫をこらせば「状況も自分も変えられた」のではないでしょうか。

 

もちろん今に満足できなかったり現状を変えようとするときは「変化」が必要です。

 

しかし、よそがよく見えるから、「ウワサではいいらしい」などの楽なほうに流れる選択をすることで、ただの苦労を背負い、「時間を浪費」することになったワケです。

 

おなじ行動するにもまずは

「今できることに最善を尽くしているか?」

 

少しつまづいたらといって、安易にあきらめていないか?

 

もしあなたがいまの自分の状況を「良しとしていない」のなら、安直にラクなほうに流されず、イメージや根拠のない噂に飛びつかずに今できることに「一歩踏み込んで」取り組んで見ましょう。

 

本当にとことんやり切ったのかどうか?

 

自分がまだ出来ることがあるはずです。

 

プロローグのまとめ

 

 

 

 

このプロローグを読んで感じたことがあります。

 

「成功するも失敗するも自分次第」

 

人を批判してばかりだったり、自分の実力を過信したりわかったフリをしたり、フラフラと楽なほうに流されるのは時間の浪費。

 

まわりや人のせいにせず、いま与えられている状況や環境に向き合い、じぶんを信じて貴重な時間を大切に使いましょう。

 

どんな偉いひとにも貧しい人にも平等に時間は与えられています。

 

 

①自分はダイヤモンドの土地の真ん中に立っている  

②周りはよく見える。惑わされず自分の強みを知ろう  

 時間は今しかない!出来ることを見直そう 

④今できる事に最善を尽くそう!

「成功するも失敗するも自分次第」

 

 

 

 

「しかし、まずお前が信じなければならない」

 

じつは本書籍はこの一文からはじまります。

 

そもそもこの言葉のとおり、
自分を信じられなければ自分の言葉をひとに信じさせられない。

 

まさに「自分次第」なのです!

 

次回は本書の中身の「本章」に迫ります。

 

 

 

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