【ゴウに入ってはゴウに従え!抜け出そう!】オススメ本〜自分の小さな箱から脱出する方法〜その3

自分の小さな「箱」から脱出する方法

 

 

第1章 「箱」という名の自己欺瞞の世界

第2章 人はどのようにして「箱」に入るか

第3章 「箱」からどのようにして出るか

 

 

全3章にまとめられた本書、

自分の小さな「箱」から脱出する方法 / アービンジャー・インスティチュート 【本】

 

 

おそらくこの手の「人間関係」に関するテーマで「リーダー論」につながったり「子育て」や「親として」など様々なことにつながる本はないんじゃないか?

 

と、思うほどストーリー仕立てで大変読みやすいです。

 

 

本日はその最終章である「第3章」をご紹介いたします。

前回、前々回までの内容は、以下の関連記事を参照いただけると確認できます。

 


 

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「箱の中」に入るってどういうこと?

と疑問の方はぜひ関連記事を参照してみてください。

 

 

前回からの記事からの繰り返しですが、

本当にオススメできる本です。

 

生きていくために必要なことや、気づかされることがしっかりと詰まっています。

 

ながい人生を経験してきた方も、人生を歩みはじめて10年に満たない方も、

本当に年齢・性別とわずにオススメできる良書です。

(残念なのが電子書籍がないことくらい)

 

ビジネスでもリーダーの心得や教育にぴったりですが、家庭での子供の教育にも、そして子育てに悩む「親」にもぴったりすぎます!

 

それでは本書の主な登場人物をご紹介します。

主に ”4人” がキーとなり話はすすみます。

 

 

登場人物

  • トム・・・主人公(一人息子と妻に手をやいている)
  • バド・・・トムの上司(教育に長けている)
  • ケイト・・・トムを最終面接した幹部(女性)
  • ルー・・・トムの会社の伝説の男(老齢で10年前に引退)

 

「あ、このおばさん。わたしのこと ”きらい” なんだな」

 

 

まず話を第3章にすすめる前に、私たち人間の「感じとる能力」を確認したいと思います。

 

人間は「相手が自分をどう思っているか」を感じることができる

 

これは「受け手」の立場ですね。

皆さんもそうだと思いますが、いくら好意的な「言葉」を並べられても、

「この人はわたしのことを良く思ってないな」

などと「敏感に感じとる」ことが出来ます。

 

いくらうまく「とりつくろってる」つもりでも、「どう思っているのか?という感情」は幼いこどもでも敏感に感じとってしまいます。

 

そして自分は「相手にしてあげたほうが良いこと」も感じることができる

 

対してこちらは「発信」する立場ですね。

相手の行動や、おかれている状況を判断して無意識に感じとることです。

「あの人は若いけど怪我してるみたい。席をゆずってあげようかな」

 

こちらは前者とちがって「おっ、席をゆずろうとしてるな」というのはは分かりません。

「行動」にでない限りは。

 

つまり、生活のなかや仕事など、他人のために「なにかしてあげた方がいいな」という状況には大小関係なく”しょっちゅう”出くわしますよね。

 

そこから自分の感じたままに、自分を裏切らずに動けるのかどうか?

 

この2つの視点が「箱」に大きく関係してきますのでしっかり押さえておいてください。

 

 

第3章 「箱」からどのようにして出るか

 

 


 

①自分が間違っているのかもしれない(自分の中の嘘にきづく)

②人として相手と接する

③箱の中にいるときに「しても無駄」なこと

④箱の中にいるかぎり問題は解決できない

 

いきなり結論です。

 

上記の4点、これがすべてなんです。

 

 

それではどういう事か、ご説明していきましょう。

 

まず説明には「箱の中」に入っている状況を用意する必要があるでしょう。

 


 

「会社の業績を上げるために貢献したい。良い会社にするために仲間と協力・最善を尽くす」と誓ったが・・・

主人公の「トム」は前の会社のCOO(最高業務執行責任者)チャック・スターリの悪態ぶり、いかに会社に悪影響を及ぼしていたのか。転職したのはそれが大半の理由であることを、今の会社の上司である「バド」と10年前に引退した元会長の「ルー」にまくしたてます。

 

 

つまり「思い出すだけでも腹をたててまい、自分は間違っていない! なぜならば・・・・」という完全に自己防衛、自己正当化の状態、いわゆる「箱の中」に完全に入ってしまっています。

 

いかに前の会社の「チャック」がダメな経営者だったのかを「バド」と「ルー」にわからせる事で、「自分が正しいのだ」「自分は被害者」ということを正当化させようとしています。

 

この状況をふまえて、どのようにすれば「箱の中」から出られるでしょうか?

 

 

①自分が間違っているのかもしれない(自分の中の嘘にきづく)

 

すぐこれが出来れば苦労はしないのですが、まずこのような状況で①のような「よく考え直してみよう」という気持ちに至るのは困難でしょう。

それどころか「他にもこんな事があった」と二人にひどい目にあったエピソードを盛ってくるに違いありません。

今の状況ではとても①は無理です。

 

 

②人として相手と接する

 

これも同様。

この様子ではとても「一人のひと」として見られません。

おなじ人間ではなく「モノ」としか見られない状況です。

 

 

③箱の中にいるときに「しても無駄」なこと

 

「じゃあ、何をしたら箱の中から出られるのか?」

「そもそも相手が悪くて 私は悪くないのに箱の中?」

 

トムは疑問に想いそう問いかけます。

 

ここでようやく2人がアドバイス・教育できるところにきます。

 

③の教えは「箱の中」にいるときに「しても無駄」なことを教えてくれます。

 

まず「行動」すること。

「行動」することが無駄?と思うかもしれませんが、かえって遠ざけることにつながることもあります。

 

 

こんな経験はありませんか?

 

わたしの例です。

 


夫婦ゲンカをしてラチがあかずにいったんケンカが途切れ、別の部屋に別れて入室、それぞれ言い争った言葉や状況を振り返る。

もう夜も遅い。

明日も仕事で早い。

 

・・・しょうがないな。

 

納得はいってないが明日の仕事に悪影響を及ぼすのがイヤだったから自分が「折れる」ことに。

 

妻がいる部屋へノック。

 

妻の顔を見ながらいう。

「さっきは悪かった・・・」

 

わたしは色々と言葉をつないで「こちらが悪かった」という事をつたえて早く寝ようとしていた。

妻は終始無言。

 

こちらが言い終わると・・・

 

「ホントに悪いと思ってないでしょッ!」

 

「何ぃ〜!」


 

せっかくこっちが「折れてやったのに!」

「二度とあやまるかっ!」

 

正直、こんな気持ちでした。

 

このケースは妻が、私の「心底納得して悪いとおもっていない」という本心を見事に見抜いていたから「思ってもいない謝罪なんかでごまかされてたまるか!」と逆効果になってしまいました。

 

 

トムの場合も同じです。

 

会社のCOOに対して「尊敬」のその字もない、ましてや「ひと」として見られないほどの「箱の中」に入っている状態です。

どんなに取り繕った「行動も言葉も」相手にはたやすく見破られてしまい、逆に「バカにするな!」と関係をますます悪くさせてしまった事でしょう。

 

ですから③のように

箱の中にいるときに「しても無駄」なこと

は、しないに限ります。

 

ですから当然、④のように

「箱の中」にいるかぎり問題は解決できない

となるのです。

 

じゃあどうすれば良いのか?

 

 

ではどうすれば良いのか?

本当に COOのチャックが悪い場合は?

 

そもそも「チャック」が悪いかどうかなど、重要ではないのです。

 

もう一度、箱の中に入っってしまった状況を記載します。

 

「会社の業績を上げるために貢献したい。良い会社にするために仲間と協力・最善を尽くす」と誓ったが・・・

主人公の「トム」は前の会社のCOO(最高業務執行責任者)チャック・スターリの悪態ぶり、いかに会社に悪影響を及ぼしていたのか。転職したのはそれが大半の理由であることを、今の会社の上司である「バド」と10年前に引退した元会長の「ルー」にまくしたてます。

 

そもそも「トム」が以前つとめていた会社に入った目的はなんでしょうか?

COOのチャックと仲良くすること?

 

違いますよね。

「会社の業績を上げるために最善を尽くす」

 

これが最大の目標です。

 

元会長の伝説の男、「ルー」は優しくさとす様に「トム」にたずねます。


 

ルー
「相手を責めることは、会社の業績があがるよう力を尽くす、という有益な目標に、かなったことだといえるだろうか」

 

ルー
「相手を責めたら、箱の外での目標を達成するうえで、何かプラスになるんだろうか」

 

そうです。

トムは、本来の目標とはまったく違うところ、チャックに対して長いあいだ「箱の中」に入っていたのです。

 

「悪いのはあいつだ!」

と、相手を責めていた自分を正当化したかったからに過ぎなかった。

それを正当化するためにも「実際に相手がひどい奴でなければ困る」ことになる。

(箱の中にいるかぎり、問題が必要だから)

 

結論


そのため、このケースでいうとトムが「箱の中」から抜け出す方法は、目標に対して集中することになります。

 

まず、たいせつな仕事仲間にたいして出来の悪い社員と見下さず、「ひと」として扱う。

自分が周りの仲間に対して「こうした助けが必要じゃないか?」と感じたとする。

思ったのに何もしないで「自分を裏切る」ことで「箱の中」に入ってしまわないこと!

「自分の感じたやるべきこと」に対して背かず行動を起こす。


 

「箱の中」から抜け出すには「トム」は「チャック」への抵抗をやめ、本来の仕事に集中すればよかったのです。

 

これで「箱の中」から出られます。

 

 

そして「ルー」は過去の自分に向き合わせるために「トム」に宿題をだします。

それはCCOの「チャック」と一緒に仕事をしていた頃のことを詳細に思い出すことです。

 

ルー
少なくともこの間、仕事にどれだけ集中できていたか?
ルー

ダメ出しに対してどれくらい心を開いていたか?閉じていたか?

可能なかぎり積極的に学ぼうとしていたか?

ルー

うまくいかなかったときに責任をとったか?逃れようとしたか?

問題があったときに解決を求めてすぐに動いたか?

会社に問題がありチャックが絡んでいたとき喜んでいなかったか?

 

業績どころか不満を「人のせい」「会社のせい」にして自分を正当化していただけだったのです。

 

(最後に)知っておくべきこと

 

 

 

 

最後に著者からのポイントとして、

「知っておくべきこと」の4つの項目を記載します。

今後の生活、仕事、育児にも役立ちます。

 

 

知っておくべきこと


  • 自分への裏切りは、自己欺瞞(じこぎまん)へ、さらには「箱」へとつながっていく。
  • 「箱」の中にいると、業績向上に気持ちを集中することができなくなる。
  • 自分が人にどのような影響を及ぼすか、成功できるかどうかは、すべて「箱の外」に出ているか否かにかかっている。
  • 他の人々に抵抗するのをやめたとき、「箱の外」に出ることができる。

 

3回に渡ってご紹介してきました本書、

自分の小さな「箱」から脱出する方法 / アービンジャー・インスティチュート 【本】

 

書ききれない部分もございました。

ぜひ一度読んでみてください。

 

きっと考え方や、生き方、たいせつな人への接し方にも好影響をあたえることになると確信しております。

 

オススメします!

 

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