実話!ニセ将校がヒトラーより怖い!【ちいさな独裁者】在宅で観たいオススメ映画

  • 2020年4月17日
  • 2023年2月11日
  • 映画
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映画「ちいさな独裁者」

 

今回ご紹介する映画は”衝撃の実話”
「ちいさな独裁者」のレビューです。

 

ひとりの脱走兵が「狂気の独裁者」
のように振る舞い、周りの兵たちを
巻きこんでいく・・・

 

こちらはわりと新しい映画で、
2019年2月に公開された映画です。

 


画像引用:映画.com

 

この実話をもとにした映画は人間の裏側にある
「権力欲」を表に出してしまった男の物語です。

 

そして登場人物は大きく「3つ」
のタイプに分かれます。

 

  1. そのニセ権力を「行使する」もの
  2. その権力者を「利用する」もの
  3. その権力に「ひれ伏す」もの

 

あらすじはこちらです。

 

 

 ”実話” です!(あらすじ)

 


画像引用:映画.com

 

第二次世界大戦末期の1945年4月。

もはや敗戦が濃厚となったドイツにおいて
その規律の乱れから兵士の脱走や軍規違反
が横行していた。

そんな不安定な情勢のなかドイツ軍の兵士
「ヘロルト」が部隊から脱走をはかる。

命からがら憲兵から逃げきったヘロルト
だが道ばたに打ち捨てられた軍の車両を
あさる。

そしてその中にあったものは・・・

 

「ドイツ将校の軍服」

 

すこし大きいサイズだがそれを着て
「大尉」になりすますことを決める。

 

いく先々でヘロルトを本物の大尉と
思い込む兵士たちを次々に服従させ、
しだいに権威を振るうようになる。

 

日増しにエスカレートする「ニセ大尉」の
蛮行に周囲も嫌気をさす。

 


 動画引用:Youtube(シネマトゥデイ)

 

「本当に大尉か?」と疑いを持つもの、
あくまでも「ニセ大尉」に取り付くもの。
しかしそんなウソも長くは続かない。

ヘロルトはついにドイツ軍事警察に
逮捕される。

その頃ドイツの戦況は悪くなるばかり。
迫るソ連のベルリン侵入により、
ついにヒトラーは自殺する。

一方のヘロルトは脱走や自らの
偽装行為を認めるが・・・

 

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この映画ストーリーの背景

 


画像引用:映画.com

 

この映画の基になった人物は
「ヴィリー・ヘロルト」という
ドイツ軍兵士。

 

このヘロルトが経験した
実話に基づいています。

 

「ヒトラーからの命令」とウソをつき、
まさに権力を使ってやりたい放題。

 

ペーペーの兵士だけじゃなく、
おなじ将校クラスの兵士たちも
巧みなウソに翻弄されて信じて
しまいます。

 

こうなると人間は調子にのるもの。

 

若きドイツ軍脱走兵がその「権力」を
手にすることでまるで怪物のような
「独裁者」へと変貌をとげる様は
どこでもあり得る怖さを感じます。

 

だます本人だけでなく、その権力者を

  • 「利用して自分もいい思いをする」
  • 「これは正義だと自己正当化する」

 

現代の社会でもありがちな人間の
弱さとズルさ、みにくさが
むき出しに表現された映画です。

 

原題は「Hauptmann」

 


画像引用:映画.com

 

原題は「Hauptmann」

ドイツ語で「大尉」の意味だそうです。

 

しかしこの「大尉の軍服」を着ただけで
こんな恐ろしい事ができてしまうとは。

 

ヘロルトも最初は軽い気持ちで
大尉の軍服をはおってみただけ。

 

しかし「マネごと」からしだいに
「本気のなりきり」へと変化する心。

 

そして大尉になりきった自分が絶大な
「権力」を持っていることに気づく。

 

ついにその「権力を振るう」という
「実行」に移るともう止められない。

 

すべてを思い通りに出来るという
快楽に酔いしれてしまいます。

 

これが「権力」という力の怖いところ。

 

この映画は「パラサイト」と同じように
最初は「だます」という部分で気楽に
楽しめるのですが、途中から「怖い」
展開へと変わっていきます。

 

そしてグイグイひき込まれます。

まだまだ「コロナの影響」が収まらず、
自宅にいる事がおおいご時世では
「映画」や「読書」がいちばん!

 

その中の一本としてこの実話に基づく
物語を見てみてはいかがでしょうか?

 


画像引用:映画.com

 

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