【夢をかなえるゾウ】動くもう1つのキッカケになった本のはなし

動かされた本のこと

 

 

私が「動くキッカケ」となったのはイケハヤさん以外のこともありました。

それはある一冊の本です。

 

その書籍は「夢をかなえるゾウ」です。

 

いまの状況を変えなきゃ!

私のなかで日頃からくすぶっていたこのワードに対してモーレツに背中を押し、突き動かしてくれた本です。

 

この本を読んだおかげでYoutubeのイケハヤさんの動画に巡り合えたのです。

 

ご存知、Youtubeは「いま自分が興味があるもの」にコミットしてきます。

 

わたしが「何かヒントはないか・・・」との思いが知らず知らずイケハヤさんをはじめとする偉大な方々を知らせてくれる事につながりました。

 

まさに「はじめの1歩のキッカケ」を与えてくれた本です。

 

わたしのような「もんもん」とした気持ちを抱えたまま仕方がなく好きでもない仕事をくりかえしている方には特にオススメです!

 

著者の方は「水野 敬也」さん。

この方の作品はどれも個性的。

 

なかでもこの「夢をかなえるゾウ」は読んでいても自分に身に覚えのあることダラケで「グサッ!グサッ!」と、いちいち自分に突き刺さります。

 

ドラマ化もされましたね。

(小栗旬&古田新太というキャスティング)

 

本当にオススメなのでさっそくご紹介します。

 

タイトル「夢をかなえるゾウ」



夢をかなえるゾウ [ 水野敬也 ]

(出版 : 飛鳥新社)


主な登場人物

・若いサラリーマン(ダメダメ役)

・ガネーシャ(指南役)


 

ストーリー

 

日頃から「変わりたい」と願う若いサラリーマンが主人公。

気が向くと自己啓発本を読むが結局変化なし。

ある日ひょんな事から会社の先輩とセレブパーティーに出席して自分との差を痛感。

ミジメな思いをして超泥酔🍺状態で帰宅する。

次の朝目が覚めると・・・・

そこにはこんな感じの生き物が❗️

名前は「ガネーシャ」で自称「神様」といって図々しくもアパートに居座る。

それになぜか関西弁でタバコもスパスパ。

変わりたいと願うサラリーマンに自分との「契約書」にサインをさせて人生を変えるための「課題」をあたえる。

 

その名も

ガネーシャの課題である。

 

はじめは「そんなことして何の意味があるのか?」と疑いつつイヤイヤ取り組んでいたサラリーマン。

しかしそのいくつかの課題を1つずつ実行することで変化が・・・

 


成功しないための一番重要な要素

 

 

 

この本を読んで「わかっているつもりが実はわかっていなかったんだな」と思えた単純なフレーズがこれです。

 

普通なら「成功するための・・・」とくるところを「逆」の視点からズバリくるところが水野さんらしい。

 

「成功しないための一番重要な要素」

皆さん何だと思いますか?

 

ガネーシャいわく、

「ひとの言うことを聞かない」

 

・・・つまり、ガンコ、いつまでも同じやり方を変えたがらない、常に自分のやり方が正しいと思っている。

 

ひと言でいうと=「素直じゃない」

と言うことですね。

 

「素直になる」

 

この素晴らしい言葉は「松下幸之助」さんをはじめとする著名な方々の絶対外せない心得として有名ですが、素直になれないばっかりに損をすることが多いのも確かですね。

 

例えばこんな経験はないでしょうか?

 

相談をうけた人からアドバイスを求められ、心底その人のためになるような事を精いっぱい考えて助言をしました。

 

こう思うよ。それなら
こうしたらどうかな?
だれかさん
いえ、そうは思わない
だれかさん
俺はそんなキャラじゃないから無理
だれかさん
それ意味なくね?

 

じゃあ聞くなよ!

アドバイス求めてんじゃねぇ!

 

なんて気持ちになったりして。

 

変えたいのか変えたくないのかどっちなんだ?

と、ツッコみたくなります。

 

まさに本書でいう、

「成功しないための一番重要な要素」である「人のいう事を聞かない」ですね。

つまり、

 

今まで自分なりに考えて生きてきて、それで結果を出せていないからこういう状況になっているのでは?

自分のやり方でダメなら人の言うことを素直に聞いて実行する以外に方法がないのでは?

*書籍内 ガネーシャの課題[靴をみがく]より引用

夢をかなえるゾウ文庫版 [ 水野敬也 ]

 

素直に「はたから見たら俺はそういう風に映っているんだ」、「そう思われているんだ」などと一旦受け入れることが大事ですね。

 

自分の事は自分が一番わかっていないもの。

 

自分以外の人からの意見は本当に貴重な言葉です。

ありがたい言葉です。

 

何も言われなくなったらおしまいです。

 

この本で学べること

 

 

まずこの本、学べることだらけでとても書ききれませんが生き方の心得として忘れてしまいがちな事を挙げてみます。

 


①反応しないこと

②人間は意識を変えることはできない

③期待しているかぎり現実を変えることはできない

④感謝する


 

①の「反応しない」というのは文字どおり。

 

「反応する」とは完全な受け身。

自分の思いどおりとは真逆の行動で、周りに振り回されて時間を失っている状態です。反応しつづけて人生を終えてしまうことになったらただのリアクション人生。

 

”リ”   アクション です。

(自分からの)アクションではありませんね。

 


○○○から言われたから・・・

皆がやっているから・・・

上司から言われたから・・・


 

自分の人生です!

 

時にはやらざるを得ないこともあるかも知れませんが、こうやって誰かの人生を生き続けるようでは悲しいですよね。

 

②と③は同じような考え方が当てはまると思います。

ズバリこういうことです。

 

「行動を変えなければ意識は変わらない」

 

今まで変えられなかった答えはこれに尽きると本書では繰り返し説いています。

変われない自分、そのワケは・・・

 

意識を変えようとしていたから』

 


変えるべきは意識ではない!

変えるべきは行動だ!


 

 

 

 

そもそも願望だけでは結果は出ません。

 

啓発本などを読んで「すごい!今日から変わる」と興奮してみたところで具体的な行動や環境を変えないと人は変われないという教えです。

 

そもそも本を読むこと自体は素晴らしい事ですが、「本を読むこと」が目的になっていては本末転倒。

 

読むことそのものを目的にしてしまうと・・・

 

知識を増やすだけで終わり、分厚い本だったけど読破したぜ!」なんて自己満足で終わり。

 


「本を読んで学んだことを実践する


 

これが目的でなければ意味がありません。

インプットして「はい おしまい」では無意味!

 

インプットしたら・・・次は

アウトプットです!

 


行動(実行)する、体験する、

失敗したら反省してやり直す


 

これしかありません。

 

私も長いサラリーマン、営業マン人生を振り返ってみるとこのように思います。

 

  • 「魔法なんてない。行動、やってみるのが一番」

 

これに尽きます。

 

また、行動を劇的に変えることはむずかしくても「小さな行動」なら実行でるはず。

 

・今日から仏壇のお水を毎日替える。

・朝ゆとりを持つために1本早い電車に乘る

・今日からトイレ掃除は俺がやる!

 

・・・・などなど 決して大それたものでなくても「継続」できている実感がわけば次はこれを目標にしようなど少しずつでも続けられている事(習慣)が増え、進歩を感じられます。

 

わたしの場合は「やせたい!」という意識はありましたが特に継続性のある具体的な行動をしてきませんでした。

 

 

しかし「何かを始める」のではなく「何かをやめてみる」ことも有効な行動のひとつと思い実践することにしました。

 

その中のひとつとして、私はダイエットの一貫として夕飯時に「米」を口にすることをやめてみました。

 

何とたったこれだけでも1週間で3キロも減りました!(本当です)

 

人それぞれ体質というものもありますが、わたしの場合はブログを始めてから夢中になって外での呑み🍺が減ったことも手伝いました。

 

④の「感謝する」とは言わずもがな、生きていくうえで最も大切だとわたしは思います。

 

人間はみな、今の生活や家族・友人・環境に対して例外なく「あたりまえ」と思って生きています。

 

空気ひとつとっても、水や電気、結婚しているなら自分の汚い洗濯物をキレイに洗って干して畳んでくれる・・・

 

感謝するべきことは日常にあふれています。

家族や会社の同僚、後輩にも感謝の気持ちの「ありがとう」をたくさん言いたいものです。

 


「ありがとう」の反対語は?   

 ↓  ↓  ↓

「あたりまえ」

 「あることが当然」とはイヤな言葉ですね。


反対に「あることがむずかしい」

「あり難い」

「ありがたい」

「ありがとう」


 

あいさつは魔法のことば。

 

誰かから何かをしてもらった時にこの気持ちを感じられたなら迷わず「ありがとう!」とハッキリと声に出して伝えましょう。

 

きっとどちらも素敵な気分になれるはずです。

 

まだまだ大切なエッセンスが詰め込まれているのですが本書を読んでそれぞれ思いや行動に違いはあれど、必ずみなさんの役に立つ本だと確信しています。

 

誰にでも実践できる「成功習慣」をおかしな2人のストーリー仕立てで飽きさせない構成になっていますので読みやすいですよ。

 

人間的にも人生を考える意味でも有意義な1冊。

 

ぜひガネーシャに会ってみましょう!

 

 

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