【パラサイト:半地下の家族】を観て。富めるものと貧困にあえぐもの

  • 2020年2月14日
  • 2021年2月6日
  • 映画
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パラサイト。文字通り「寄生」

 

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今日は私の趣味のひとつ。

映画のおはなしです。

ご存知、アジア初の「アカデミー作品」となりましたね。

 

まあもともとカンヌで「パルムドール」とるなど注目されていましたが、これで益々注目度があがりました。

 

映画好きなわたしは少しタイミングをずらして今日観に行きましたが、たまたまあの有名な「キメラゴンさん」もTwitterでパラサイトを観に行った事をつぶやいていましたね。

 

それはそうと内容はと言うと・・・

 

率直に言うととても分かりやすい映画でした。

 

そしてもちもん面白い!

ガンガン引き込まれます!

 

テーマは貧富の差に対する憤りや人間の印象操作。

 

かくもたやすく信じ込ませることができてしまうオモシロイ面とコワイ面と両方楽しめます。

 

TVでさんざん紹介していますし、ネタバレになると「これから観るひと」に悪いので細かい内容は省略します。

 

主演の「ソン・ガンホ」は・・・

 

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韓国俳優のなかで私の一番好きな俳優。

それが「ソン・ガンホ」です。

 

何しろこの人が出てくると全部オモシロくなる。

 

 

この人といえば日本でも大ヒットしたアクション大作「シュリ」が有名ですね。

 

でも私は過去の作品では「タクシー運転手」が好きです。

 

1980年に韓国で起きた「光州事件」をとりあげ、ソン・ガンホ演じるタクシードライバーと真実を追い求めた一人のドイツ人記者との物語。

 

まぁ このご時世なので

ネットで「タクシー運転手」と検索すると「コロナウイルスに感染」と関連づけられてしまいますが・・・・

韓国社会の貧富格差

 


画像引用:Youtube.com

 

パラサイトの話に戻ります。

映画を見て知ったのですが韓国には朝鮮戦争時代の体験からシェルター用・避難用として作った地下室や半地下が今もかなりあるとのこと。

 

当時の韓国政府が義務づけたものとか。

 

その後貧困層に貸し出す「安宿」に化し、政府も黙認している状態が今も残るそうす。

 

映画のあるシーンで「大雨で半地下のアパートが下水で浸水」する場面がありますが、これがまた切ない。

 

ちょっとした大雨なんて普通ならなんでもないかも知れませんが、貧困層にとっては大きなダメージとなります。

 

こんなシーンひとつとっても格差社会の恨めしさを表しています。

 

映画でもそんな主人公家族が貧しいなかでも肩を寄せ合いながら「人の家のwifi電波」を拾うために苦労したり、ピザの箱組立(上記写真)など内職にありついたり・・・

 

そんな折にひょっこり訪ねてきた長男の友達が現れて、留学するから今バイトしている「金持ちの娘の家庭教師」を自分の替わりに引き受けて欲しいと持ちかける。

 

そこから一気に物語が動き始めます。

 

 

半地下よりもっと凄い世界

 


画像引用:Youtube.com

 

そのままストーリーが進むとあれよあれよと予想外の展開に、また「グイグイ」と引き込まれます。

 

が、 しかし・・・・

 

半地下という劣悪な環境よりもっと凄い世界が・・・

 

ちまたでの噂どおり、途中からだんだん怖くなっていく様は身体にちからが入るほど。

 

映画館のいいところはリアルタイムで観るだけでなく「体験」できることろです。

 

そりゃそのうちAmazonとかNetFelixとかで配信されるかもしれないですが、ぜひ映画館でこの身体に力が入る「体験」をして欲しいものです。

 

また過去に観たオススメ映画(恋愛、考えさせられる、実際にあったお話)などもご紹介しますので、ぜひ観て人生の参考にしてみてください。

 

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